レーザーコリメーター

レーザーコリメーター

「SCA Laser Collimator for Newtonian and SCT Telescopes十字線タイプ」という少し長い名前の製品を使って、Ninja500の光軸を調整しています。
 この製品は2インチにも対応しています。接眼部に装着するときは、通常のネジで留めるタイプではなくて、ゴムリングを圧縮し接眼部の内壁に密着させる方法を採用しています。コリメーターをしっかりと接眼部に挿入し、コンプレッションリングを回すと接眼部にレーザーコリメーターが固定されます。
 レーザーコリメーターの先端のキャップを締めればレーザーが点灯します。斜鏡と主鏡で反射したレーザーがコリメーターに帰って来ます。その時に、反射光を確認する同心円が描かれた円盤に、十字線を伴った赤い光が投影されます。十字線を伴っているので、レーザーの中心が分かりやすいです。Ninja500の光軸調整用のへクスキーを回すとき、いちいち円盤に近づいて確認しなくても、レーザーのずれが良くわかります。
 組み立て分解して使う望遠鏡なのですが、今の所、光軸の再現性は良好です。しかし、何かのきっかけで光軸がズレル事が有るでしょう。その時に、光軸調整の泥沼に入らないような力強いアイテムがこのレーザーコリメーターです。

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