光軸調整

Ninjaのページ

 注文していたレーザーコリメーターが到着したので、Ninja500の光軸調整をS氏と行いました。
 このコリメーターは優れもので、アイピースホルダーへのセンタリングがしっかり出来るタイプなのです。2インチのバレルにゴムリングが取り付けてあり、その上の金属リングを回すとゴムが上から押され、結果としてゴムがバレルの外側にはみ出すことでセンタリングが出来る物です。斜鏡からセンタリングを始め、一応コリメーターにレーザーが返ってくるようにしました。部屋から恒星が微かに見えましたが、雲が出ておまけに雨。更に、部屋の暖房と外の冷気が混ざって、ピントを合わせようとしても星が小さくなりません。
 恒星での光軸チェックは後日になります。

 S氏の12㎝EMSビノも見ました。遠くの山の中腹の建物を見ました。結構良く見えていました。
 アイピースを差し替えるとピントの位置が変化するので、その変化がドロチューブの繰り出し操作で対応出来るか調べました。これは、対応可能でしたが、ドロチューブの内径が2インチに近いので、EMSを後ろに接続するとケラレが発生し、12㎝の口径が生かされなくなってしまうので、合焦装置をクレイフォードへの置き換えを検討することになりました。
 自作するときは、次々に関門が出てきます。が、それを一つ一つクリアーするのも楽しみの一つですね。

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