天文書1
天文書1
天体観望は「月に始まって、月に終わる。」と言う方もいらっしゃるようです。それ位、奥が深く楽しめる対象です。
そこで、今回は月面観望の時に役立ちそうな本をご紹介します。
晴れた日だけでなく、星が見えない日にも役に立つ興味深い本です。
1冊目は
著者名 白尾 元理(もとまろ)
書 名 「月の地形ウオッチングガイド」
発行所 誠文堂新光社
発行年 2009年8月31日
価 格 2,200円+税
サイズ A5
概 要
月齢を5,6,上弦、9、10、満月、17、19、下弦、24、26(写真のみ)に分けて写真とそこで見られる主な地形の紹介や解説がされている。
また、主なクレーターや海などの月面の拡大写真を載せ解説されている。拡大写真は月面のどの位置かが分かるようになっている。
コラムが有り、月に関する様々な事柄が幅広く掲載されている。
実際に使用した感じでは、写真の月齢の変化がもう少し小さく刻んであると、もっと使い易くなると思った。
2冊目は、以下、簡単に紹介していますが、改めて「天文書10」で取り上げています。
著者名 A.ルークル著/山田 卓(たかし) 訳
書 名 ATLAS of THE MOON
(月面ウォッチング 新装版)
発行所 地人書館
発行年 2004年11月15日
価 格 4,800円+税
サイズ A4
概要
本の副題に「エリア別ガイドマップ」と書かれているように、月面を76に分割して、各々スケッチと主なクレーターの名前の由来、および主な特徴が記されている。写真が添付されるときも有る。分割された図は、月面のどの部分かが分かるようになっている。その他、「月の50景」と題して、良く知られた地形が写真で紹介され、その特徴が解説されている。索引は日本語と原語による2種類がある。
その他、地球の衛星としての月に関する事項の解説等も記載されている。
購入は、私の場合、「アマゾン本」に入り、「月面ウォッチング」と入力すると、上記の2冊が検索できました。
「月面ウォッチング」は古いバージョンも有るので、2004年新装版を選択すると良いでしょう。