接眼部の逆装着
接眼部の逆装着
2011/07/24
久しぶりの小石原でした。これまでの空模様を考えると、ラッキーにも晴れでした。
7時半過ぎから家族連れの方がお見えになり、次第に人数が増えていきました。空に明かりが残っている中で、土星を観望することから始まりました。小さな子どもさんも参加して、和気あいあいの観望会になりました。土星を見る行列に何度も並んだ子どもさんもいました。
北九州からNinja320双眼仕様を持参されたUさんが参加されました。ビノビューにバーローレンズを装着したものを、Ninja320やNinja500で使ってみました。又、パラコアの効果も調べました。320はコンパクトさにも関わらず、30㎝オーバーの口径で星団を美しく見せてくれました。個人が常用する望遠鏡の有力な選択肢になります。双眼装置やアイピースとの相性もピッタリでした。
月と木星が上ってきました。20度ほど上がってきたところでNinja500双眼仕様で観望してみました。木星を見ていると、光軸がずれていることが分かります。元々のズレなのか、接眼部の撓みによる物なのか不明です。
久しぶりに2時半ごろまで観望しました。楽しい時間でした。参加してくださった皆様、ありがとうございました。
今朝は、Ninja500の接眼部について、撓みを抑える方法をメンバーで実行してみました。
鏡筒に取り付けてある接眼部の根元にある左右2カ所ずつのイモネジが有ります。これを緩めて上下逆転にします。そのようにすると、標準的な取り付け方では、下向きの撓みが、接眼部を上下逆転させることで撓みを減少させることが出来そうです。
帰宅は夕方7時を回っていました。小石原でゆっくり過ごせました。