雨量計
雨量計
冬の天気は気まぐれの様です。予報が当たりません。ここ3日ほどがそれです。
一昨日は晴れという事で、夜須の星仲間の所に、Ninja500を運んでいきました。少し前に光軸調整をレーザーコリメーターで行っていたので、今回は星を見ながら光軸の確認をしました。
夕方に夜須に到着。早速、組み立てました。鏡が気温になじむ前に、木星を覗いてみました。光軸はかなり合っていました。
そこで、今回星仲間が購入したテレビューのパラコアを試してみることにしました。接眼部にセットして、先ほどと同じアイピースで見ると、先ほどまで、視野の周辺部で彗星の尾のようなコマが有ったのに、パラコアを入れるとそれがなくなったのです。見え方の劇的な変化でした。まったく違う望遠鏡を見ている感じでした。パラコアの存在は凄いの一言に尽きます。
そこで、彼が「これで今日は終了」と言いました。部屋に入ろうとしましたが、何となく雲の様子が気になって仕方がないので、大きめのグレーシートをNinjaにすっぽりと被せました。風で飛ばないようにガムテープでシートを固定しておきました。
夕食が一段落して外に出ると、何と雨がシトシトと降っているではありませんか。危うくNinjaが巨大雨量計になるところでした。
その後、粘ってみましたが、一向に雲は切れません。時々細かな雨も降ってきます。結局、10時半頃に諦めて撤収しました。「これで終了」の言葉通りになりました。
それにしても、冬の天気予報は当てにならないという事が体験できました。