Ninja500による月の直焦点撮影時の接眼部の「たわみ」への「いい加減対処方法」
Ninja500による月の直焦点撮影時の接眼部の「たわみ」への「いい加減対処方法」
APS-Cサイズのカメラで月面を撮影すると、クレイフォード式接眼部の根元からたわみ、撮影画面にピントのズレとして表れる。2インチのバーローレンズやコマコレクターを装着すると、かなりのたわみになる。
その対処方法は、「吊る」事が一番簡単で経済的である。接眼部単独で問題を解決しようとすると、いくらネジを固く締めても構造上の問題なので無理。接眼部を交換すると費用がかかる。出費を覚悟すれば適当な接眼部が販売されているようだ。(例えば「赤くて高級そうなヤツ・・・」)
Ninja500は接眼部がファインダーのすぐ下に有るので、これを利用する。とても簡単。
鏡筒からファインダーに適当な強度の板(棒)を渡し(カメラの本体に届く程度の長さ)、鏡筒とファインダーにガムテープで適当に留め、その棒の先でカメラを吊る。吊るときもガムテープを使う。(布ガム)Ninja鏡筒の角度によって、吊る方向は変化するが、余り神経質に考えない事。出来るだけ上方向に吊るようにすればよい。天頂方向を向くときは別途工夫は必要。
カメラ本体で吊ると、カメラを回転させる度に吊りなおす必要が出てくるので、避けるほうが良いかもしれない。