天文書11

天文書11 月の不思議学

著者名 竹内 均
書 名 月の不思議学
発行所 同文書院
発行年 1993年 11月15日
価 格 1,300円
大きさ B6

概要

 かなり前の出版になるが、月について、色々な方向から見たときの興味関心に答える形式で作られた本である。月のみならず、地球のすぐ周りの宇宙環境や天体観望に関するものまで、かなり幅広く取り上げてある。

構成

 次のような内容になっている。

第1章
 知っているようで知らない月
 ・ 月にはどうして大気がないの
 ・ 月では磁石が使えるか    等々

第2章
 月は意外な天体だった
 ・ 月の表面はふかふかの粉で覆われている?
 ・ 月の自身は1時間以上も続いた?  等々

第3章
 クレーターの謎を知ってる?
 ・ 月は本当は何色なの
 ・ クレーターの中に立ったら景色はどう見える? 等々
第4章
 月の伝説はミステリアス
 ・ 月の中にいるガマガエルの正体は
 ・ セレーネと美少年エンディミオン 等々
第5章
 月と生き物との不可思議な関係
 ・ ウニとアリストテレスの謎
 ・ なぜ、ヒマワリは太陽を向くか 等々
第6章
 月は人間を支配しているか
 ・ 月と狂気の因果関係は?
 ・ 月が欠けると人身事故が増える? 等々
第7章
 宇宙ってこんなに面白い
 ・ 月から見た地球は満月の90倍も明るい
 ・ 月はエネルギー貯蔵庫か 等々
第8章
 宇宙を遊ぶ天体観測のすすめ
 ・ 望遠鏡がなくても天体観測が出来る
 ・ 地球から見える星の数はいったいいくる?  等々

 ざっと、項目を取り上げてみたが、様々な疑問に答えるように出来ている。発行してから時間が経っているので、現在の知見とズレている部分はあるが、雨が降った時など、面白く読める。著者の竹内氏の幅広い知識、興味が想像できる。
 

powered by Quick Homepage Maker 4.91
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional