星空

星空

2015/08/05
スライディングルーフに望遠鏡を設置して夜の撮影をやってみました。M27が糸島の明るい空でどの程度写るのか試し撮りです。
RGB画像撮影は2×2ビニング、CCDはマイナス15℃設定、露出10分、それぞれ1コマだけの撮影です。意外と写るものです。これであればナローバンドでの撮影にしなくても明るい天体であれば撮影可能なようです。カメラはAtik383です。フラット補正は無し。ダーク補正は一応やっていますが・・・・。(いつも初めの一歩で立ち止まっていますが・・・。)
左は08/05、右は08/06 L画像を加えて再処理 周辺減光やゴミが目立つ 切り抜き
 M27 j-t-nic-m27完成3_1               20150817 M27円形切り抜き完成22_1



2015/02/21

昨夜は、晴天でしたが透明度は悪く、近くのパチンコ店のオレンジ色の駐車場ライトでオレンジ色っぽい空の色でした。北斗七星も霞んでいました。しかし、めげずにデジ1眼で試写してみました。

 銀河の撮影は露出時間は短くしましたが、撮った画像は茶色の背景の中に天体がかろうじて写る程度でした。4枚~6枚コンポジットした後、背景の調子を整えてみました。M81は銀河の淡い部分が背景に埋もれてしまっています。M42は流石に明るくISO800で5分露出の画像は白く被っていました。露出時間を変えて撮影した画像を加算でコンポジットしています。中心部の様子が分かるように強力な処理を行っているので、見慣れない画像になっています。今後は光害の影響を軽減するために、Hα光で撮影してみたいと考えています。
 かなり酷い空でもそれなりに写る事が分かります。ホットピクセル、ダーク、フラット処理なし。

j-M82-2_1画像の説明

画像の説明 j-New4-2 ps-2_1 画像の説明

2015/02/07

 スライディングルーフが出来て、直ぐに観望や撮影が出来る事を実感できるようになりました。昨夜の画像は機材の性能が全く発揮できていませんが、薄雲がかかりシーイングが安定しない、それに高度が低いという状況を無視して撮影を強行しました。127mm屈折での撮影とは全く違うレベルで大気の影響を受けます。最初の一歩はこの程度!(笑)

250RC+2倍ショートバーロ QHY5L-II アトラス、エンデュミオン附近 250RC直焦点 QHY5L-II-C レイタ谷、メティウス、レイタ、シュタインハイル、ワット附近 250RC直焦点 QHY5L-II-C



2015/01/08

ラヴジョイ彗星を固定撮影

夜須のSさんから、「ラヴジョイ彗星が見えている」との連絡を頂き、7×50双眼鏡で見る事が出来ました。ついでに固定撮影で撮れるか、試してみると・・・・。
各8枚コンプジット 24-70ズーム EOS60D 三脚固定
ISO3200 10秒×8枚   ISO6400 5秒×11枚
j-ラヴジョイ彗星24mm  EOS60D  2015-01-08_1 j-ラヴジョイ彗星70mm  EOS60D 固定撮影2015-01-08_1
とにかく写りました。・・・という程度です。



2013/03/13


月齢11.7(2014/11/04)

DMK41とQHY5L-II-Cによる画像の違いを比較してみました。QHY5L-II-Cは2.2μm、DMK41は4.65μmのピクセルサイズです。虹の入江付近や微小クレーターなどの表出力などにその違いを見る事が出来ます。使用望遠鏡はMAXVISION127mm、DMK41は直焦点+EIC-16(1.6倍バーロー使用)。QHY5L-II-Cは直焦点撮影です。
DMK41によるモザイク  QHY5L-II-Cによるモザイク
月齢11.7 DMK41+EIC-16 モザイク 月齢11.7 QHY5L-II-C 直焦点 モザイク
QHY5L-II-C(800×600)
月齢11  アリスタルコス シュレーター谷 月齢11  ガッサンディ 月齢11  シッカルト ハインツェル 月齢11  シラー

2014/11/04

月齢10.4

月齢10.4 DMK41+EIC-16 モザイク


2秒ほどで星野写真を撮ってみよう~赤道儀不要

 今どきのデジ1眼は、結構に星が写ります。ISO4000程度まで感度を上げると、2秒ほどで星が写ります。それも固定撮影で!10コマほど同じ場所を撮り、ソフトで重ねてやると、双眼鏡で天体を探すためのインデックスが出来ます。
 一昨夕は、加布里の田圃道でパンスターズ彗星を撮ろうとしましたが、撮影は出来ませんでした。その後、三脚にカメラを載せ、2秒ほどの露出でいくつかの星座にカメラを向けました。帰宅後、ステライメージで画像を重ね合わせ、レベル調整等で背景を調節しました。
おお犬座 シリウスとM41散開星団
画像の説明
オリオン座 三ツ星(左はアル二タク)の傍はNGC2024と小三ツ星(M42)
画像の説明
M45 プレアデス星団(スバル)
画像の説明
木星とヒアデス星団
画像の説明
ぎょしゃ座 散開星団 左からM37,36,38 左下の輝星はエルナト、右上はΘ星
画像の説明



2012/09/29

大彗星の予感

 2013年は現在の所、二つの彗星が地球に接近する様な予報が出ています。一つ目は「パンスターズ彗星」、二つ目は「ISON=アイソン彗星」です。
 パンスターズ彗星は3月ごろに地球に接近するようです。日本からは見えにくいようです。
 ISON=アイソン彗星は太陽に非常に接近するようです。
 ウィキペディア等では次のように説明されています。(コピペしています。)


~~~パンスターズ彗星~~~

 アメリカ ハワイ大学天文学研究所が主体となって、太陽系小天体の探索等を目的として進められているパンスターズ(Pan-STARRS = Panoramic Survey Telescope And Rapid Response System)プロジェクトが、マウイ島ハレアカラ山に設置した口径1.8mのPS1望遠鏡で、6月6日にへびつかい座とさそり座の境界付近を撮影した4枚の画像に、19.4~19.6等の移動する彗星のような天体があるのを検出しました。

 この発見を受け、翌日の7日および8日に各国の天文台等により確認観測がされました。また、5月24日に同じハワイのハワイ島マウナケア山にあるカナダ・フランス・ハワイ望遠鏡(3.6m)が撮影した画像にもこの天体が写っていたことがわかり、この天体は新彗星であることが確認され、確定符号C/2011L4(2011年6月前半に発見された4番目の彗星)がつけられました。

 世界各国の確認観測では、18.5等から19.9等と明るさにばらつきがあり、まだ太陽から8.15AUと遠いところにあるため、現時点ではこの彗星がどの程度の大きさがあるかはわかりません。しかし、5月24日から昨日までの観測データから、2013年4月17日に太陽に約0.36AUまで接近し、その前の3月下旬に地球から約0.95AUまで接近することがわかりました。この前後には、現在見えている明るさから予想した場合、2~4等と肉眼でも見えるほどに明るくなるかもしれません。但し、地球と太陽・彗星の位置関係があまり良くないため、日本でこの彗星が見えるのは、近日点通過後の5月中旬くらいになってしまうかもしれません。


~~~ISON(アイソン)彗星~~~

ISON彗星は2012年9月21日にキスロヴォツク天文台 (Kislovodsk Observatory) にてVitaly NevskyとArtem Novichonokによって発見された[2][3][4]。名前は発見者が所属しているチーム、国際科学光学ネットワーク (International Scientific Optical Network, ISON) に因む[4]。

ISON彗星は、近日点距離が187万km(0.0125AU)しかない、極めて太陽に接近するサングレーザーである[1]。これは太陽の表面からたった117万kmである。このため、2013年の11月からは肉眼で見える明るさとなり、近日点通過前後の11月28日には、視等級がマイナスになり、金星の明るさを超える大彗星になる可能性もある[3]。ちなみに日本では近日点通過時は地平線の下であり見ることは出来ない[4]。ISON彗星が、近日点付近で蒸発や崩壊せずに生き残るかは不明であるが、仮に生き残った場合、12月にはへび座の頭の付近にあり、日本でも明るい彗星として観察されるはずである[4]。近日点通過後の12月26日には、地球から6420万km(0.4292AU)のところを通過すると考えられている[1]。ちなみに近日点通過前の2013年10月1日に、火星からたった1080万km(0.0727AU)のところを通過する[1]。

なお2013年は、パンスターズ彗星 (C/2011 L4)も同じく大彗星になるという予測がある。

 何やら、弩級の彗星が現れるような感じですが、「マスコミが騒ぐと、、、、」と言うジンクスが有るような、、、。マスコミさん、最近はあまりいいネタが無いようですが、この彗星のことで騒がないで下さいネ。

 1年がかりで、この彗星用の観望や撮影のための機材を準備しましょう。・・・と言うのは気が早い?



2012/05/25
 天体写真の画像処理に必要なフラット補正用のELシートが来ました。250RCに使うので、A3サイズの正方形にカットしてもらいました。写真は2枚が表裏に写っています。ピンク色が表で発光するときはホワイトです。(ちょっと不思議?)インバーターの到着を待って発光させてみます。
画像の説明


2012/05/23
 銀河の写真をもう少し綺麗に表現するためにはフラット補正が必須です。その補正用のフラット板を入手することになりました。A3サイズの長方形を正方形に加工してもらったり、それに適するインバーターの選択など、分からないことが有りましたが、星仲間の意見を聞いて決めました。
 今日は曇りで太陽は休みです。そこで、以前にC11+デジ1眼のカラー画像とAtik383+のL画像を合成した写真を載せましたが、今回も再度やってみました。前回と違うのは、デジ1眼の画像を一旦RGBに分解して各色のレベルを適当に色彩強調し調整した画像をRGB合成し、それをL画像と合成したところです。
画像の説明
 デジ1眼のカラー画像を一旦RGBに分解し色彩強調する方法は、天ガの4月号の塩田氏の月面の色彩を強調する方法として書かれています。
 以前に載せたM51よりとりあえず色の濃さは出ています。それが妥当かどうかは分かりません。それと、この画像、黒を濃くしたので、銀河の淡い部分が消えていますし、見た感じでは良くわかりませんが、M51の周りはデジ1眼画像のカラーですが、周辺はAtik383+だけのモノクロです。
 250RCでちゃんとした画像をgetするための晴天が欲しいです。



2012/05/13
 昨夜は思ったより天気が良く、久しぶりに自宅での撮影ができました。ただ、透明度は良くなかったです。
 Lodestarの取り付け部を強化したり、250RCのアリガタをしっかりと固定し直したりした効果がどの程度現れるか、少し期待しながらの撮影でした。

M13 L画像 1分、2分、5分露出をコンポジット
画像の説明
M51 L画像
画像の説明
結果は何とか許容範囲の画像になりました。
上の写真にC11+60Dの画像を3色分解し色を強調し、再度RGB合成
した後、L画像と合成したもの
画像の説明



2012/03/27

 一昨日にデジ1眼の画像処理で、元のカラー画像をモノクロとカラーに分けて、それぞれ処理した後、合成する事を書きました。そこで村上さんのデータを利用して、再度、やってみました。改造キスデジXで撮ったものです。周辺減光や星像の大きさなど課題満載ですが、色の出方だけで見ると両者の違いははっきりしています。
コンポジットして画像処理
画像の説明
コンポジットした後、モノクロとカラーに分けて画像処理した後合成
画像の説明

 昨夜は初めてAtik383とStarlightXpressのフィルt-ホイールセットを使って見ました。設定が良くわからないので、適当に使っていたら、一コマごとにフィルターがローテーションしている音が聞こえます。例によって村上さんを電話で呼び出し質問。何とか、1×1の10分でL画像3枚、RGB各1枚でLRGB合成モドキをやってみました。ふ~ん、デジ1眼の方が良く撮れる・・・?ハズは有りません。腕が悪い。
 夜中が過ぎると、ピント位置が変わっていました。画像は少しピンボケ、裏像です
画像の説明



 土曜日の「カウベルランドくす」には6名が集まりました。風が結構吹いていました。突風もありました。
 今回の伏兵は電源でした。12Vバッテリーから100Vに変換します。そこにACアダプターを接続して改めて12Vを供給しました。パソコンはこれで動いてくれましたが、肝心のAtik383に電気が供給されていません。仕方がないので車の100V電源に繋ぐと動いてくれました。バッテリがダウンする覚悟で続けると、4時間ほどでAtikが停止しました。バッテリーがあがってしまいました。そこで撮影は中止になりました。
 雲の流れが速く、しばしばガイド星が消えてしまいました。おまけに細かな雪のようなものまで降ってきました。変な天気でした。



2012/03/24
 風が強い朝です。黄砂が来て、可也山が少し霞んでいます。GPV気象予報では今夜は晴れっぽいですが、風が有ります。カウベルランドでの撮影予定の結論は、しばしお待ちください。

12:42
カウベルランドに行きますよ。地図は貼っていません。yahooの地図で見ると、天ケ瀬高塚ICを降りてトンネルの上を超える道を行くと現地(カウベルランドくす)が有るはずです。先に行ってますので、不明の場合は電話を下さい。



ノーマルデジ1眼と冷却CCDのダークノイズ比較
 下の3枚の写真は①がノーマルデジ1眼、②が冷却CCDのダーク未処理、③がダーク処理済の写真です。元画像の一部をトリミングしたものです。
① ノーマルデジ1眼 ダーク未処理
画像の説明
② 冷却CCD ダーク未処理
画像の説明
③ 冷却CCD ダーク処理済み
画像の説明

 ①のデジ1眼はダーク処理をしていません。画像ではノイズらしきものは良くわからない程度になっています。
 ②と③は同じデータを4枚コンポジットしたものです。
 ②のダーク未処理の画像には、赤道儀の極軸合わせのズレによって、撮影対象の位置が画面上ズレてしまいます。その画像をコンポジットしたときには撮影対照天体は重なりますが、その分ノイズがずれて斜めに並んだ点として写真に現れています。
 ③はダーク処理とホッとホットピクセルを除去した後、コンポジットしたものです。

 このように並べてみると、デジ1眼はノイズの面ではノーマルでも健闘していると思います。デジ1眼は内蔵の画像処理エンジンでノイズ処理等も含め一定の処理が行われているようです。冷却CCDは撮ったそのままの画像が発生したノイズと共に現れます。デジ1眼では強く意識しなかったダーク補正ですが、冷却CCDではダークノイズが多数現れるので、ダーク処理が必須になってきます。
 特に考えずに気軽に気楽に天体写真を撮る事を考えると、撮影対象が銀河の場合はノーマルでも結構写りますね。散光星雲など色がより重要になってくると、赤外カットフィルターの改造や更に冷却の道へと進み、最終的には冷却CCDのようにダーク処理まで進むことになります。ここまで来ると、ノイズは撮像素子の温度が影響するので、温度管理が出来易い冷却CCDの道へと進むべきポイントが切り替わっていきます。そして、そのポイントを通過する頃には、その先に泥沼が・・・。

 と、ならないように、天体写真の道を切り開いてくださっている方々のノウハウを教えて下さる学習会が、4月7日(土)に「天文ハウスTOMITA」で行われます。
 今回は「ステライメージ」を使った画像処理がメインのようです。少し画像処理をしている方が参加対象になるようです。
 「天文ハウスTOMITA」のホームページでお知らせが有ると思っています。詳しくはそこをご覧ください。



2012/03/21
 昨夜は透明度が良くなかったです。が、Atikのテストを兼ねて撮影してみました。LPS-P2フィルターを使って見ました。結果は・・・。



 昨夜は自宅での撮影。透明度が悪く、町の明かりで空が被っていたので10分露出で撮影してみました。露光後のモニターでは銀河中心部は真っ白に見えていましたが、ステライメージで開くと中心部がほんのりとしか写っていませんでした。4コマコンポジットしてレベル調整後、やっと見えてきました。ノイズなどは全く未処理です。四隅には周辺減光が見られます。
 使えるL画像にするには一コマあたり15~20分で、延べ120分程度の露出が必要なようです。
 撮影中に気温が6度程度まで下がってきました。開始から約5度程度の変化です。ピントはバーティノフマスク使用。初めにピントを合わせましたが午前1時30分にはバーティノフマスクの画像の中心線が完全にずれていました。アルミ鏡筒は膨張率が大きいことが分かります。

C11 レデューサーでF6.8 FL1900mm 赤道儀MC-500GE
Atik383 -20℃ 600″ LPS-P2フィルター 裏像
画像の説明



2012/03/20
 昨夜は期待したほど雲がとれずに撮影できませんでした。今夜こそ。

 昨日からずっとダークファイルつくりに励んでいます。今日はカラー用の短時間露出ダークファイル作りです。輝度差が多い天体の撮影には必要だと教えて頂いています。教えを真面目に守ることにします。 

 今夜は晴れ。
 そして週末も久しぶりの晴れのようです。これは出かけなくては・・・。何処に行こうかな。小石原?ヒゴタイ?カウベルランドくす?それとも今日で営業終了の五ヶ瀬ハイランド?
 何人かで連れ立って行きましょう。



2012/03/19
 昨日からダークファイル作成を続けています。今夜あたりから晴れ間が広がりそうです。AtikにIDAS LPS-P2フィルターをかけて撮影してみようと思います。パチンコ屋横の空で、どの程度写るか楽しみです。

 2日連続でTOMITAに行きました。250RC/CTを頼んできました。10年ほど前の自分であれば300RCを選んでいたことでしょうが、寄る年波には勝てず、安全な25cmに落ち着きました。が、今日は店休日なので、まだ300RCに変更できる余地は残っています。どなたか「どうせなら300RCにしろよ!」と強く唆してくれたなら、方針変更になるかも知れません。(笑)納品まで1カ月くらいかな?


2012/03/18
 昨日は佐賀市で東北大震災のチャリティー演奏会でした。高校生の合唱伴奏なども有り盛りだくさんの内容でした。

 帰宅途中、TOMITAに立ち寄りました。久住や小石原でお会いした方々に出会いました。新しい撮影地の情報をいただいたりして、時間があっという間に過ぎました。村上さんと一緒に帰宅。Atikのダークが正常に撮れているかをチェックしてもらいました。結果は異状なしでした。今はダークファイルの作成中です。

 さて、昨日帰宅後、メパソコンのメールを開けてみました。
 すると、東京在住の卒業生から大変なメールが届いていました。
 先日、メールでご紹介した藤岡太郎君が亡くなったという報せでした。あまりに急な事で言葉が出ません。yahooのニュースで取り上げられていました。酒に絡んだものかどうかは、警察で調査中との事です。
 せっかく皆さんに紹介して、「どうぞ御贔屓に」と申していましたが、残念です。                                       合掌


2012/03/16
 昨日はTOMITA行でした。Atik383が戻ってきました。それに取り付けるフィルターホイールを2インチスリーブに取り付けるリングが無かったので、店の後ろのショーケースへ行って物色すると、2個の部品を組み合わせることで、ホイールを2インチスリーブに取り付けることが出来ました。さすがに「最大級のショールーム」と謳うのも頷けます。売れ筋だけではなく細かな部品を置いているので、その場で問題解決できることが多いです。

 さて、先日の晴れ間の時に撮影していると、赤道儀が妙な動きをしています。
この写真では上下が東西方向です。写真左は北東のやや低い空のM81です。画面に対し南北方向の動きが多めの斜め方向に星像がずれています。これは通常起こっていることです。真ん中はPHDGuidingの追尾グラフの青線(赤経)が基準線より2本分下へV字型に急激に動き直ぐに戻った時のものです。右は同じく青線がグラフの画面からはみ出てしまった時の物です。いずれの場合にも赤経のモーターの追尾修正音がズレに応じた長さで聞こえました。常時、このような現象が起きるのではありません。その日は3回に1回程度で現れました。
写真はトリミングしてあります。
画像の説明画像の説明画像の説明

 この日は何かしらパソコンに異常がありました。SUPERSTARの操作中にエラー表示が出てSUPERSTARが終了されてしまう事が何回かありました。その前の晩は、PHDGuidingで追尾させていると、時々グラフや星の表示画面が一瞬真っ白になる事が何度かありました。

 どうやらパソコンから異常信号が出ているようです。まるで不整脈???一度プログラムを消去して再インストールしてみようと思います。



2012/03/15
 4日続けての晴れ間です。透明度は良くないですね。太陽がぼんやりしています。

 一昨日の撮影結果です。星仲間が2人覗きに来てくれました。暖かいお茶を飲みながら、いろいろ話しながらの撮影もいいものです。
 この時はPHD Guidingのご機嫌が悪く、撮影途中でサボタージュしていました。(PHDの画面ではちゃんとガイドしていました。)SUPERSTARが操作途中でエラーを起こす事がありました。ひょっとするとパソコンからの信号に問題が有るかも知れません。

 架台の北東方向を向いた時の撮影結果は、鏡筒が天頂方向に近くなると流れは少なくなる傾向にあります。
 水銀灯などの輝線をカットするフィルターが有るので、次回はそれを使用してみようと思います。
 まだ、星像をコンスタントに静止させる段階です。おなじみの天体で、2,3コマのコンポジットです。SQMは19.75程度です。
画像の説明
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天体写真についての学習会 

 参加方法につきましては、近日中に「天文ハウスTOMITA」のホームページでお知らせがあります。

期 日  4月7日(土曜日)
時 間  午後時開始
場 所  「天文ハウスTOMITA」にて
講 師  「まほろば観測所」の比嘉さん 他
準 備  知りたいこと・やってほしい事が有りましたら、その素材を準備・持参すると
    より有意義な会になるかと思います。

     こちらでは、プロジェクターとパソコンを用意します。
     パソコンには「ステライメージ6.5」「フォトショップエレメンツ9」
     「DPP」はインストールしています ← ここをクリック

 大まかな内容は「天文ハウスTOMITA」のホームページで近いうちに公表されると思います。

 参加につきましては、「天文ハウスTOMITA」のホームページをご覧になって申し込みを行ってください。
 
 聞くだけの講習会ではなく、参加者が各自パソコンを持ち込んで自分でもやってみる学習会のような会が考えられているようです。比嘉さんの画像処理が学べる楽しみな・有意義な会になるでしょう。



2012/03/14

画像の説明

 二晩続けての晴れでした。昨夜はミラーをロックしての撮影でした。色々ありました・・・。が、とりあえず太陽から。
 今日の太陽も揺れに揺れていました。春のドヨ~ンとした空気はもうしばらく後です。
 夕方の空には金星と木星が並んでいます。青さが残る空に輝く惑星は美しいです。


シュミカセのミラーロック出来ました…!!

画像の説明

 昨夜はミラーをロックして撮影にかかりました。C11にバーティノフマスクをかけてのピント出しからスタートしました。程よいピントの所で、側面の4本のボルトを手で軽く締めました。すると拡大表示の60Dのライブビューの星像が大きく移動します。それでも何とかピントを合わせましたが、バーティノフマスク越しの星像の中心線が微妙に二重になっています。その状態で撮ったM81がこれです。
 10分露出です。中心部から下をトリミングしています。星像の流れは目論見通りで止まっています。が、肝心要の星像が完全に歪んでいます。
 シュミカセのミラーを受けるセルにロックをしたつもりでしたが、これはどうやらミラーそのものに横から圧力をかけたようです。そのため鏡が歪んだ結果がこの星像という訳です。
 けさ、筒先から覗きこんでみると、ミラーの横にボルトが光っているのが見えました。確かにミラー側面に直接ボルトが当たっています。ボルトに力をかけて回すことありましたが、運よくミラーの欠けは有りませんでした。別のミラーロックの方法を考えなくては・・・、という事で、失敗に終わりました。



2012/03/13

 C11のミラーシフト解決・・・・・するかな?

 星像が流れる原因は複合的な事かも知れません。星仲間のSさんから、昔のビクセンの鏡筒バンドは底部の幅が広いという事を教えて頂きました。近いうちにお借りしようと思っています。
 一方、C11のミラーシフトの改善ですが、色々なブログでその方法が紹介してあります。冨田式ミラーロック以外は結構大がかりな工作です。・・・で、C11鏡筒をよく見ると、ピント調整ノブの近くの鏡筒の側面に大きめのネジ穴が空いています。元々ここはセレストロン用のファインダーを取り付けるための台座を取り付けるための穴です。穴から中を覗くと何やら部品らしき物が見えます。ピントノブを回すと、前後に移動します。ノブを左に回しきると、その部品は筒先方向に移動し、穴からは見えなくなってしまいます。右に回すと、その部品が又見えてきて、筒の根元法に移動しています。見たところ、これはガラスではないようです。
 という事は、この部品は鏡を保持している金属のセルでしょう。・・・、という事は、ここを固定してしまえば主鏡も動かなくなる!
画像の説明画像の説明

 早速、このネジ穴に合うネジを探しました。ストックの中から長短4本のボルトが見つかりました。ボルトの先をグラインダーで適当に丸めて使ってみました。すると、ボルトが中の部品に当たり、4本のネジと冨田式ミラーロックの働きで主鏡がしっかりとロックされた・・・・ハズです。
 本当にそうなのか、今夜試してみます。鏡筒を北東の方角に向けて撮影した時に、昨日より流れが小さければ主鏡のロックは有る程度うまくいったと考えることが出来ます。

 セレストロンC11の内部構造はよく分からずにやっています。いい加減な、そして多少危険な作業(セルらしき物を横からボルトの力で押しているので失敗すれば鏡筒にガタが出るかもしてません。)ですが、今夜の結果は如何に・・・・。



 昨夜は晴れましたね~。午後から望遠鏡をセットして待ち構えていました。久しぶりの組み立てでしたが、案の定、パソコンとの接続がうまく行きません。USBの差込口の場所を変えていたのが原因でした。(USBだからどこでも良かろうもん・・・)
 西のまだ青い明るさの空に、金星と木星が並んでいました。美しい光景でした。その時は極望に北極星が見えていました。

 さて、親子ガメのテストです。
 60Dでの撮影でした。初めに少し不安がある北東方向に望遠鏡を向け撮影開始。Lodestarを使ってのPHDの画面には恒星に混じってM81の中心部がしっかりと写っていました。ちょっとびっくりです。しかし、M81のワンショット目を見ると、よく流れています。4コマ撮りましたが、全部アウト。原因はC11のアリミゾの固定が緩かった・・・?
アリミゾをしっかりと固定しなおして、獅子座方向に鏡筒を向けました。2903,m66,4565を撮ってみましたが、この方向は何とか行けそうです。

 再び大熊座m108を撮ってみました。3コマとりましたが全滅。ただ全滅の中で、撮影コマが進むと星像の流れが少なくなっています。これは、望遠鏡の方向が変わった後、撓みが落ち着くまで時間がかかるという事でしょうか。コマ数が進むと、鏡筒が水平状態に近くなり、ガイド鏡も含め、横からの力がより強く加わるので撓みも大きくなり星像がより大きく流れるはずですが、実際には小さくなっています。

 昨夜は望遠鏡をそのままにしていました。朝、望遠鏡をガイド鏡の部分から横向きに力を入れると、C11の部分から撓むのが分かりました。どうやら、C11の鏡筒バンドの下部の幅が狭く、C11や81Sを支えきれてないようです。このバンドを使う限りは、横からの力に対して弱い事がはっきりしました。ここの補強をするか、プレートのシステムに戻すか、思案のしどころです。

 という事で、昨夜の写真です。

こんなに流れてどうしよう?
画像の説明
撮影していると流れが緩やかになっています。う~んナゼ?中央部トリミング
画像の説明画像の説明画像の説明


獅子座方面 こちらはそんなに流れていない。各コマ3枚コンポジット レベル補正
2903
画像の説明
M66
画像の説明
4565
画像の説明



2012/03/12
 今夜あたりは晴れて望遠鏡が出せそうな雰囲気です。冷却CCDが手元にないので、ノーマル60Dによる親子ガメのテストが出来そうです。今は太陽も見え始めたので、その撮影準備をしておきます。

画像の説明

 夕方は雲が少なくなり、何とか撮影は出来そうです。この晴れを逃すといつ晴れるか分かりません。(明日も良いようですが・・・。)親子ガメにしたので、プレートを使うよりバランスがとりやすいです。後は、日が暮れるのを待つだけです。月の出が23時なので、健康的な撮影日和?


2011/12/15
 昨夜はジャイアントイージーガイダー用のレデューサの確認を行いました。レデューサーの表裏は、レンズを通して景色を見たときの歪曲で確認しました。もう一つは本体にレンズを取り付けるときのイモネジが、レンズセルに当たる部分がテーパーになっていました。逆に取り付けるとセルの平面部分にイモネジが当たりレンズの光軸が保障されないのです。
 オフアキシスは前日の星像を見てあきらめたので、従来のようにプレートにC11とC5を載せました。オートガイドの準備が出来て、ガイド星がパソコンの画面に出ているはずなのに星が見えません。フリップのミラーの位置を何度も確認しましたが、ダメです。アイピースで確認しても視野は真っ暗。カペラやベテルギウスに向けても何も見えません。1時間以上、ああでもないこうでもないといろいろやってみましたがダメでした。
 こうなれば、C5をストレートで、直接覗いて見ようと思い覗くと・・・、何やら白っぽく見えるものが有ります。レンズが結露??、いや、レンズなど有るわけが有りません。フリップミラーのボックスを外すと、白っぽく見えていたのは黒色のレンズキャップでした。あぁ、時間の浪費・・・。
 めでたく、ガイド星が導入出来てキャリブレーションを始めると、今度は「星が指示通りに動かない」というメッセージ。手動で動作確認すると確かに赤道儀が反応しません。どうやら、「Lodestar」のコネクターが抜けないように結束バンドで固定した時に接触不良状態になったようです。バンドを外すと正常になりました。
 という訳で、開始から3時間経過していました。月は上りオリオンは南中少し前になっていました。

 下の画像はC11がF8程度になるようにレデューサーの位置を調整して撮ったものです。(F10の画像と比較すると実際はF6.8になっていました。)
 中心部は飽和しています。ISO1600で5分露出を4コマコンポジットしています。処理はレベル調整だけです。ヒストグラムはグラフの途中で右側に壁が出来ているので明らかに露光過剰です。月明りの中でこの程度です。露光を少なくして枚数を増やすともう少しましな画像になるかも知れません。
 画像を見ると、光軸又はスケアリングに問題があるのがすぐに分かります。

 デジ1眼でこの始末です。冷却CCDなど私にとってはとんでもない世界です。それをなさっている方々は凄いです。
C11 レデューサー使用 F6.8 EOS60D
画像の説明
C11 レデューサー無し F10 EOS60D 別の日の画像です
画像の説明

 そうそう、おお犬座近くに、天頂方向から下向きに比較的ゆっくり動く2秒程度の1等級より明るい流星が見られました。どうやら、ふたご座流星群のようです。ラッキーでした。




2012/03/09
 太陽フレアが今日あたりに地球到達です。大きなフレアが発生したのに曇り空の連続です。直接見る事が出来ずに少し残念でした。

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 C11直焦点撮影でのガイド鏡筒取り付けプレートが、ボトルネックになる可能性が有ったので、コスモ工房(いわき市)という所からビクセン規格の30㎝アリガタを取り寄せました。これまでに使っていた物は国際光器扱いの40㎝アリガタでしたが、レールに肉抜きがされてあり、強度的に疑問でした。今度のレールは、ボルトの取り付けの自由度が大きく出来るような物です。鏡筒バンドも3本にしてみました。これで一安心・・・となるかな?


 4月の「天文ハウスTOMITA」で開催される天体写真の講習会へ向けての資料を作っていましたが、その中でデジタル1眼の画像処理の項目が有ります。資料を作る中で、ノーマルのデジ1眼の画像をカラー画像とモノクロ画像に分けて処理する方法が有る事を紹介しています。
 その方法に従って、昨年の11月に久住で撮ったM1の写真を再処理してみました。モノクロ画像は淡い所ギリギリまで表現し、カラー画像は色彩が強く出る処理をしてみました。正しい手順かどうかはわかりませんが、とりあえずこんな画像になりました。元画像が3枚なので、ざらつきがひどいです。現実とはかなり違う加工された画像ですね。
初めの画像処理(コンポジット画像のまま画像処理)
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2012/03/08 コンポジット後、LとRGBを分けて処理、後LRGB合成
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2011/12/07
 先日、「ステライメージ6」を入手しました。ガイドブックで画像処理の方法を理解しようとしています。今回は斜め読みではなくて初めから順に読んで行こうと思っています。試に4月5日に自宅で撮ったM64をRAWから起こしてしてトリミングしてみました。自宅でもそこそこ写っていますね。中心部が飽和してしまったり細かな模様がはっきりしなかったりしています。まだ、処理の元になる画像をシッカリ撮る段階ですが・・・。
モノクロ
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カラー現像
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久住での天体写真まとめ

 今回が初めてマジメに天体写真を撮る機会になりました。11月24日から26日の2連泊でした。2日間とも快晴。透明度も良い方でSQMの値は21.3ほどで、良い時は21.4を超えていました。
 24日は日暮れ時に到着。MC-500赤道儀を組み上げて赤経モーターを動かすとモーターが脱調しているような音が聞こえました。数日前の自宅での使用時はスムーズでしたが、一体何が原因なのか分かりません。ギアの当たりを調整しているうちに通常の動きに戻りました。これで撮影が出来る状態になりホッと一息でした。時刻を見ると9時を回っていました。オートガイダーをセットして撮影開始にこぎつけました。

 この日の晩は風が強かったです。望遠鏡のフードは外しました。C11の補正板に霜がつき始めたのは日付が変わった午前2時くらいでした。気温は-3℃。温かくなっていたホカロンで補正板を暫く拭っていると暫くの間は霜を防ぐことが出来ました。3時半過ぎまで撮影を楽しみました。

 25日は2日目なので赤道儀のセッティングは不要です。夕方から村上さんが合流。EM400にRC250を載せていました。陽が有るうちは西風が吹いていましたが、日暮れから一転してほぼ無風状態になりました。
 日が暮れるとぐんぐん気温が下がりました。日付が変わるころには-4℃まで下がりましたが、その後は少しずつ上昇し-1℃台になりました。ほぼ無風状態では機材への霜が激しく、4時の終了時には機材は真っ白。霜よけをしていた補正板や村上さんのRC250の主鏡まで霜がついていました。気温が下がったのでノーマルのデジ1眼はノイズが多少でも少なくなったかなと勝手に思っています。
 
 今回久住では初めてオートガイダーを使って撮影しました。リモコンタイマーの使い方も村上さんに教えてもらって、撮影に入りました。1日目はリモコンの使い方が分からず露出時間毎に一コマずつシャッターを押していました。リモコンの使い方が分かったので、20分×4コマで80分の間はオートガイダーにお任せです。これまではTVの画面のガイド星と睨めっこしていました。それに比べればまるで天国。80分の間、観望もよし休むもよし。夜中過ぎると寝ていました。

 帰宅してパソコンで撮影画像を見ました。ピクセル等倍で見ると、ガイドが上手くいき、ピタッと止まった画像が有る一方、画面に対して斜め方向に星像が少し伸びている画像も有りました。原因はどうやらガイド鏡を載せている経緯台のようです。固定ネジをギチギチに締めても撓むようです。20年以上前に使っていたジャイアントイージーガイダーの再登場に向けて調整中です。

 さて、写真です。WEB上では画像が圧縮されてサイズも小さいので星が流れているのが分かりにくいです。今回は色々な天体を撮ってみました。この先の撮影に向けての資料にしたいと思っています。


NGC891
2011/11/24 20:38から22:25までの間6コマをコンポジット
MC500赤道儀 C11 FL2800mmによる直焦点撮影 ESO3200  各コマ露出20分×6コマ LodeStarによるオートガイド EOS60D ステライメージによるレベル処理
ガイド鏡の撓み、あるいは鏡の移動等による画像の流れが見られますが、891の雰囲気は感じられます。
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M1 カニ星雲(おうし座)
 4枚をコンポジットしてレベル処理をしたものと、それを元にして中心部の様子が分かるように処理したものを比べてみるのも面白いと思っています。ピクセル等倍で画像を見ると少し斜めの星像の流れが有ります。
MC500赤道儀 C11 FL2800mm 直焦点 EOS60D ISO2000 露出15分×4コマ
オリジナルのサイズ
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少しトリミング ハイライト部を抑えました。青い部分があらわれています。
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2012/03/08
再処理 LとRGBを分けて処理、後LRGB合成
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IC434 馬頭星雲(オリオン座)
 ISO3200 15分×3コマ 赤色強調 人工衛星の軌跡有り コマ数を増やしたり光学系を明るくする必要が有ります。それにCCDを掃除しなくては・・・。
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M81(おおぐま座)
 誤ってISOの値を2500に戻さずに12800で露光してしまいました。結果的にはノイズが多いものの腕の部分はこちらの方が出ているようです。
ISO12800 露出20分 1コマ レベル補正
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ISO2500 露出20分×2コマ レベル補正 8枚コンポジットにしたらいい写真になりそうです。
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NGC2903(しし座)
2011/11/25 01:56 ISO2000 20分露出 1コマ レベル補正
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2日目25日の夜
NGC253(ちょうこく室座)
2011/11/25 19時より ISO2500 露出15分×4コマ レベルと色調補正 ほぼ南中でした。
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中心部の明るさを抑えました。
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NGC891(アンドロメダ座)
ISO2500 露出15分×4コマ レベル補正 昨日撮影の写真と比べると昨日の方が細かな銀河など良く写っています。
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NGC1300(エリダヌス座)
ISO4000 露出20分×4コマ こんな感じで写るのですね。棒渦巻の折れ曲がり方が面白いです。次回は流れないように。
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NGC2403(きりん座)
2011/11/26 01:32より ISO3200 露出20分×4コマ
ガイドもピントも悪いです。
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NGC891の8枚コンポジット
1日目と2日目の計8コマをコンポジットしました。4枚のコンポジットとは画質が随分違います。
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トリミングの後ステライメージで強めの処理をしました。小さな銀河も見え始めています。
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 久住の2日分のNGC2903のISOや露出が違う5コマをコンポジット。像も流れていますが、今後の資料として。補正板にはうっすらと霜がついていました。
NGC2903
(ISO2000 15分×3コマ)+(ISO3200 20分×2コマ) 1コマの写真とは全く違った画像になっています。
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星仲間の村上さんの写真の紹介です

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2011/06/29-2  09:22
               さそり座 2011/06/28 22:16 露出8秒  ISO800               街の明かりで山に色がついています

さそり座 2011/06/28 22:16 露出8秒 ISO800 パチンコ店の明かりがすごいです

 昨夜は久しぶりの晴天で、空の透明度も良かったですね。それにつられて、夏の南天の写真を撮りに出かけました。カメラと三脚だけ準備しました。糸島の山も一緒に入れたかったので、撮影場所を3カ所移動して試し撮りしてみました。千早新田、波呂近くの大桜横の県道など行ってみました。星座と山の関係は良いのですが、空に電線が通っていたり、パチンコ屋の駐車場のナトリウム灯が明るかったり、カントリーエレベーター?の水銀灯がすごく明るかったりして、うろうろしていました。
 結局、パチンコ屋の営業が終わるまで待って写真を撮りました。撮った後で像を見ると、24時間営業のレストランのナトリウム灯の色が画面の端に出ていました。人が生活しているのですからこれも風景の一部と考えることにしました。

 12時近くに帰宅。空を見ると、自宅でも天の川が良く見えます。白鳥座の近くで天の川が分かれて見えています。20年ほど前に福岡から引っ越してきたときも、このような空が見えていました。

 最近は空が汚れてきた感じがしていたので、久しぶりの綺麗な空を見ることが出来て嬉しかったです。


2011/06/29  00:20
 すっかり、梅雨明けの空ですね。気象台は後日、遡って「梅雨が明けたと見られる」と言うかもしれませんが。
 空が綺麗だったので、星空の固定写真を撮って、ホームページのトップに張り付けています。

2011-04-05
 今回は、長時間露出時のノイズリダクションをOFFにするとどうなるかも試してみました。M51やNGC4565はOFFで撮影してみました。結果はそんなに気になる状態ではありませんでした。ただし、これは個人の感覚ですから。本当はダークを撮って、画像を処理するのがいいのでしょう。それは、ボチボチやっていけばいいかな・・・。

28㎝シュミットカセグレン直焦点 Fl 2800㎜ EOS60D 露出各4分(M13は2分)
 ISO1600 ガイド補正は手動 自宅にて 簡単な画像処理有り
 すべて1枚の画像です 糸島でも空が良ければこの程度は撮れますね。

M51 りょうけん座銀河(子持ち銀河)距離3700万光年 8.1等
M51
M82 おおぐま座銀河 距離850万光年 8.8等 
M82
NGC4565 かみのけ座銀河(銀河を真横から見た姿) 距離4500万光年 10.2等
NGC4565
M64 かみのけ座銀河(黒眼銀河) 距離1180万光年 6.6等 質量太陽の7900億倍 実直径14万光年の巨大銀河 
M64
M13 ヘルクレス座 北天最大の球状星団 距離26,000光年 5.7等 露出2分
M13





こと座M57リング星雲
2010.09.30 21:05 EOS20D ISO800 露出5分 ノイズリダクションあり 1コマ セレストロン28㎝シュミカセ+ショートバーロレンズ 合成焦点距離35㎜換算 約10,000㎜ ヘラクレス赤道儀(K-ASTEC改造) 手動ガイド補正 ステライメージによる画像補正 シンチレーション5/10 透明度はこと座の四辺形が肉眼で見えない 自宅(神在)にて

M57

2010.10.07 28㎝シュミットカセグレン 2800mm F10直焦点 35㎜カメラ換算 約4,500㎜ ISO800 露出4分50秒。東峰村小石原産業会館駐車場
 自宅で撮影した物と比べました。自宅は空が明るいのでこれ以上撮影すると全体が白っぽくなります。自宅からの写真は画像処理アリ。小石原のそれも軽く画像処理しています。ほぼ同じ大きさにトリミングしたもの

ハートレー彗星
2010.10.07 タムロン300mm F2.8 EOS20D 3分露出 東峰村小石原産業会館駐車場


ハートレー彗星中心部
ハートレー彗星の中心部を強拡大したものです。右下方向に尾が見えますか


オリオン大星雲
2010.10.07 28㎝シュミットカセグレン直焦点 2800mm F10 35㎜カメラ換算約4,500㎜ ISO800 露出6分 EOS20D 東峰村小石原産業会館駐車場


25秒露出のM42,NGC2024

先日は午後から晴れ。透明度も良かったので、60Dのテストをしてみました。対象は「オリオン大星雲」と三ツ星一番左の「アルニタク」横の散光星雲「NGC2024」です。前者は明るい散光星雲ですが、後者はやや暗めです。パチンコ屋が至近距離、街灯すぐ前、車も通る・・・、という条件ですが、テストしてみました。
 使った望遠鏡は「12.7㎝屈折アポクロマート F7.5 Fl 950mm」です。
 露出は約25秒です。長時間露出のノイズリダクションは「有り」です。赤道儀は「ペンタックスMS-4」です。
 オリオン大星雲はISO800を2コマ、1600を2コマ計4コマを重ねています。NGC2024はISO1600を4コマ重ねています。最後にカメラの付属ソフトで、画像を調整しています。
 撮影は自宅の庭先です。撮影していると体がどんどん冷えてきました。
M42 オリオン大星雲 25秒×4コマ
M42オリオン大星雲


この写真はISO3200と6400で25秒撮影したものを8コマ重ねたものです。画像の処理方法によって画が違ってきます。

M42オリオン大星雲





下の画像はちょっとやりすぎの画像処理です。とは言っても25秒の画像7枚分でこれだけ写っています。25秒×7コマ
M42オリオン大星雲

NGC2024

NGC2024

 明るい星は三ツ星の左端の「アル二タク」です。
 町の明かりで空が明るくなっているのに、以外に良く写っているのでびっくりしました。今日は透明度が良いので好結果が出たのかも知れません。それにしても、高感度のカメラの性能は凄いですね。赤道儀にもあまり負担がかかりません。

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