日々雑感

日々雑感

2014/12/27

スライディングルーフ設置中

 狭小(長)の庭にスライディングルーフ(SR)を設置することにしました。年末までに出来上がる予定でしたが基礎工事が遅れ昨日からスタートしました。SRのサイズは2m×4mです。家の屋根が庭に迫っているので、基礎を約1.1m嵩上げすることになり、基礎工事が予定より大袈裟?になってしまいました。
工事の業者さんは、唐津の星仲間に紹介頂いた佐賀(小城)の方です。丁寧にきちんとした工事を行っています。年内はブロックを積む工程までです。暫く時間を置いて残りの工程に入りますので、完成は早くて1月半ば過ぎになると思っています。その間、太陽撮影は撮影場所が有りませんので、休止です。
2014年12月26日
重機とシャベルで掘り下げ    雨水枡撤去  縦ランマで固める
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砂利を敷きランマで更に固めた 防湿ビニルを敷き配筋完了
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12月27日
振動させながらコンクリートを打つ  平にする
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最後に再度表面を均し基礎コンクリート打ち完了
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12月29日
基礎の上にブロックを積む
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ブロック積み完了  年内の工事はココまで
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2015年 1月5日再開



2014/09/23
 曇り空が続いています。
 先週末は八幡にて、高校時代の部活~混声合唱団~の同窓会に参加しました。3年目にして初めて参加することが出来ました。48年ぶりに顔を合わせると、記憶の糸を辿っても「どなたでしたっけ?」と思い出せない方もいらっしゃいました。
 暫く話をしているうちに記憶が掘り起こされて、「あの頃」の気分になってくるのが不思議です。思いっきり飲んで喋り捲った同窓会でした。お世話をしてくださった幹事の方々にお礼申し上げます。有難うございました。



2013/06/13
 GPV予報では太陽が見えると思っていましたが、全天、ベタッとした曇り空です。
 モニター越しに外を見ると、槇の植木が有りますが、その枝先に十字の何かゴミのようなものが引っかかっていました。
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 近づいてみると、クモの巣でした。中心には主が何かを待ち構えているようにじっとしていました。しかし、普通はカスミ網のようなクモの糸ですが、わざわざ、このように目立つような網の張り方には、何か意味があるはずですが??
~~~
 星仲間のSさんから、このクモは「コガネグモ」という連絡が入りました。白っぽいクモの糸ですが、「隠れ帯」とか「白帯円網」とか呼ばれているようです。これの働きについては諸説あるようですが、以下、池田氏の文がネットに掲載されていましたので、引用させていただきます。
コガネグモの隠れ帯 ← その意味(諸説)



2013/01/22

八幡高校19期卒業生同窓会

 1月19日は北九州で八幡高校19期卒業生の同窓会に参加。長い間私は、同窓会から行方不明者リストに載せられていたようです。昨年の金星日面通過の少し前に、北海道のEtくんが私の存在をネットで見つけてくれたおかげで、今回の同窓会に初めて参加することが出来たわけです。家を出る前、卒業アルバムをリュックに入れて持参しましたが、それが大いに役に立ちました。参加者の首からは、氏名と卒業アルバムからコピーした若かりし頃の顔写真がプリントしてありましたが、それだけでは記憶の断層は埋められません。会が始まって暫くして、開いたアルバムを片手に席の間を巡りながら、「この人は誰だろう?」と思いながら顔を拝見しますが、そう簡単には思い出せません。

 「おまえとは、よく話したぞ」と声を掛けられても、「エッ、そうだった??」と失礼な応対しか出来ません。それでも、アルバムを何度も見直すうちに少しずつ思い出してきます。そんな事を思いながら見ていると、Kitくんの顔が目に留まりました。Kitくんは今日来てるのかな、、と思っていると、彼は故人になってました。他にも思ったより多くの同級生が亡くなっていました。まだ64才ですが、こんなに大木の同級生が亡くなっているとは、、、。生きて、このように同級生に再会できることがどんなに有り難い事なのかを思う時間にもなりました。

 高校生の時からクラッシックが好きなMatくんと再会できた事も大変に嬉しいことでした。彼は大学時代に男声合唱をやっていたということで、私も学生時代に混声合唱をやっていて、「柳川風俗詩」を知っていたので二人で
 もうし、もうし、柳川じゃ、柳川じゃ
 銅の鳥居を見やしゃんせ
 欄干橋をみやしゃんせ、みやしゃんせ、、、

   、、、と口ずさみました。何だか、じ~~んときました。

 高校の校歌も久しぶりに歌い、再会を約束して閉会しました。

 小倉に一泊して、二日目は音楽部の同級生6人と黒崎で昼食を共にしました。話が弾み時間がどんどん過ぎていきました。

 日曜日夕方に帰宅しましたが、その夜はなかなか寝付けませんでした。興奮が収まらなかったようです。
 次の機会を楽しみに待つとしよう・・・・。


 風が強くなり気温が下がってきました。月齢12.2の月が東天にぽっかりと浮かんで見えています。寒い時は月を楽して見たいものです。そんな時はテレビを使うとどうなるでしょう。、、、という事で、月をテレビに映してみました。
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鏡筒はビクセンの古い8㎝F10アクロマート、カメラはワテックの100N。これをテレビに繋いでいます。画像はNTSCのコンポジットなので粗いのは致し方ありません。画面を見ると、寒気の影響で月面がユラユラと揺れています。左上の白点はアリスタルコス、その右の大きな白い部分はコペルニクス、その左下はケプラーです。下の方にシッカルトが見えています。右下のクレーターはティコです。



2012/11/13

 夢の望遠鏡はこんなの?

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 こんな望遠鏡が有ったなら、、、、。
 まんざら夢物語ではないでしょうね。30年前はCCDカメラを使っての天体撮影などは、夢のまた夢の話でした。デジカメの出始めは30万画素程度で、レンズ付きフィルムの方が、画質は遥かに上でした。CCDのISOもどんどん高くなっています。
 天体の自動導入も高嶺の花。今では、「こんな値段で?」という金額で入手出来ます。(その程度は別にしても)
 望遠鏡が向く方法も、視線の方向で導入出来たりして・・・。
 ※ 左側は接眼部ではありません。プライムフォーカスのカメラ部です。

 しまいには、雲が有っても撮影出来たり?(可視光では無理か。)

 雷が鳴り始めたので、ここでストップ。霰?が降り始めましたよ。



2012/11/09
 これはいったい何でしょう?
 直径50㎝、長さ160㎝の鏡筒のダミーです。今度、導入する(エッ、私?とんでもございません。)望遠鏡の諸設定確認のために、張りぼての鏡筒モドキを作ってみました。「大きい!」と言うのが製作途中の実感です。

 こんな機材が稼働し始めると、どんな写真が撮れるのでしょうか。楽しみです。
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2012/11/04

MIZオータムコンサート

 今日は、佐賀を中心に16店舗の薬局のチェーン展開されている「MIZ」主催のオータムコンサートの日でした。

 演奏会のリハーサルの冒頭、社長さんが、このコンサートの意味について話をなさいました。「薬の処方以外に、患者様に元気が出るようなことはできないだろうか、、、」。

 このような活動をなさっている企業が有るのは大変うれしく、有り難い事だと思っています。今回は4回目でしたが、ずっと続くことを願っています。
プログラムの一部より
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2012/11/03
 今日は朝から柳川へ行ってきました。柳川にご実家があるKさんの赤道儀を引き取るためです。10時過ぎに現地到着。柳川と言えば「ウナギの蒸籠蒸し」ですね。スカイメモQとタカハシ90Sを積み込んで、早速、Kさんお奨めの「若松屋」に行きました。11時開店ですが10時半ごろに到着。早過ぎたので、車を留めて近くを散策しました。どこか近い所で鉦や笛の音がしています。見ると山車の上で、何やらお面を被った人が音に合わせて踊っています。近くへ行ってみると、山車に無形文化財の文字が見えます。猿や天狗の面、それに般若のような面を被って踊っています。Kさんの話によれば、ストーリが有るとか、、、。ちょうど白秋生誕70周年で、柳川もにぎわっていました。ちょうどいいタイミングでした。

 さて、「ウナギの蒸籠蒸し」を頂きました。ウナギを出汁巻き卵で包んだような物が始めに出てきました。これだけでも大変に美味しかったです。勿論、蒸籠蒸しも。望遠鏡か蒸籠蒸しか、目的が入れ替わったような柳川行きでした。

スカイメモQ

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 スカイメモQはスカイメモの二代目です。現物を見ると極軸望遠鏡のレンズが大きいという印象です。12VDCモーターです。底部は三脚ネジ穴です。極軸望遠鏡のパターンは2000年までなので実際に使うときは自分で見当を付けて使う事になります。
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2012/09/30


アイソン彗星はこんな彗星になるのでしょうか?

1996年3月、地球に大接近した百武第2彗星を小石原で撮影した写真です。長い尾が特徴でした。予想を超える長さで、レンズの選択を誤りました。1枚目右上の明るい恒星はアークトゥールスです。
ニコンFフィルム吸引 50mm エクター1000 露出5分程度?SP-DX赤道儀
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ニコンF タムロン300mm F2.8 エクター1000 露出5分程度 SP-DX赤道儀
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2012/09/29

大彗星の予感

 2013年は現在の所、二つの彗星が地球に接近する様な予報が出ています。一つ目は「パンスターズ彗星」、二つ目は「ISON=アイソン彗星」です。
 パンスターズ彗星は3月ごろに地球に接近するようです。日本からは見えにくいようです。
 ISON=アイソン彗星は太陽に非常に接近するようです。
 ウィキペディア等では次のように説明されています。(コピペしています。)


~~~パンスターズ彗星~~~

 アメリカ ハワイ大学天文学研究所が主体となって、太陽系小天体の探索等を目的として進められているパンスターズ(Pan-STARRS = Panoramic Survey Telescope And Rapid Response System)プロジェクトが、マウイ島ハレアカラ山に設置した口径1.8mのPS1望遠鏡で、6月6日にへびつかい座とさそり座の境界付近を撮影した4枚の画像に、19.4~19.6等の移動する彗星のような天体があるのを検出しました。

 この発見を受け、翌日の7日および8日に各国の天文台等により確認観測がされました。また、5月24日に同じハワイのハワイ島マウナケア山にあるカナダ・フランス・ハワイ望遠鏡(3.6m)が撮影した画像にもこの天体が写っていたことがわかり、この天体は新彗星であることが確認され、確定符号C/2011L4(2011年6月前半に発見された4番目の彗星)がつけられました。

 世界各国の確認観測では、18.5等から19.9等と明るさにばらつきがあり、まだ太陽から8.15AUと遠いところにあるため、現時点ではこの彗星がどの程度の大きさがあるかはわかりません。しかし、5月24日から昨日までの観測データから、2013年4月17日に太陽に約0.36AUまで接近し、その前の3月下旬に地球から約0.95AUまで接近することがわかりました。この前後には、現在見えている明るさから予想した場合、2~4等と肉眼でも見えるほどに明るくなるかもしれません。但し、地球と太陽・彗星の位置関係があまり良くないため、日本でこの彗星が見えるのは、近日点通過後の5月中旬くらいになってしまうかもしれません。


~~~ISON(アイソン)彗星~~~

ISON彗星は2012年9月21日にキスロヴォツク天文台 (Kislovodsk Observatory) にてVitaly NevskyとArtem Novichonokによって発見された[2][3][4]。名前は発見者が所属しているチーム、国際科学光学ネットワーク (International Scientific Optical Network, ISON) に因む[4]。

ISON彗星は、近日点距離が187万km(0.0125AU)しかない、極めて太陽に接近するサングレーザーである[1]。これは太陽の表面からたった117万kmである。このため、2013年の11月からは肉眼で見える明るさとなり、近日点通過前後の11月28日には、視等級がマイナスになり、金星の明るさを超える大彗星になる可能性もある[3]。ちなみに日本では近日点通過時は地平線の下であり見ることは出来ない[4]。ISON彗星が、近日点付近で蒸発や崩壊せずに生き残るかは不明であるが、仮に生き残った場合、12月にはへび座の頭の付近にあり、日本でも明るい彗星として観察されるはずである[4]。近日点通過後の12月26日には、地球から6420万km(0.4292AU)のところを通過すると考えられている[1]。ちなみに近日点通過前の2013年10月1日に、火星からたった1080万km(0.0727AU)のところを通過する[1]。

なお2013年は、パンスターズ彗星 (C/2011 L4)も同じく大彗星になるという予測がある。

 何やら、弩級の彗星が現れるような感じですが、「マスコミが騒ぐと、、、、」と言うジンクスが有るような、、、。マスコミさん、最近はあまりいいネタが無いようですが、この彗星のことで騒がないで下さいネ。

 1年がかりで、この彗星用の観望や撮影のための機材を準備しましょう。・・・と言うのは気が早い?



2012/09/17
 敬老の日の朝は、強い風が吹いています。

 この土日は清和高原天文台で観望会が行われました。星一つない空、雨まで降ってくる天気でしたが、日暮れ前までは双眼鏡の見比べ大会?が有りました。大小20台ほどの双眼鏡がテーブルに並べられていました。それを自由に手に取って観ることが出来ました。KOWAのハイランダーを筆頭に、各メーカーの上級機は、個性を持ちつつ、どれも良く見えます。ビクセンの125mm双眼鏡の接眼部を31.7mmアイピースに改造した双眼鏡を持ち込んだ参加者もいました。次回は、これらで星空を見てみたいです。

 観望会ではTOMITAのスタッフさんにお世話になりました。雨の中、お疲れ様でした。今回が第1回目でしたが、観望会を重ねて、天文ファンが広がるといいですね。

 週末には「台風一過」の良い天気になる事を期待したいです。



2012/09/15
 夢見心地の中で、雷の音がしていました。
 今日は清和高原天文台で「九州大観望会」です。雨が降っても勿論参加です。GPV気象予報でも雨です。どんな方々が参加されるのか楽しみでもあります。

 話変わって。天文とは関係ない話です。
 八幡での高校生時代に合唱をしていましたが、その時の恩師がリサイタルをなさるという情報が入ってきました。卒業以来ご無沙汰し、今回のリサイタルが最後のようなので、是非、行ってみようと思っています。その日の2週間後には、合唱メンバーの同窓会です。ここにも参加したいので、会場のホテルに宿泊の予約も完了しました。45年ぶりの再会です。余り振り返ることが無かった頃が、妙に懐かしく思える歳なのでしょうね。


インバーター

 前から気になっていた事が有りました。それは、玖珠で撮影した時の事です。

 Atik383+のACアダプターを、DC12V用インバーターの100V出力コンセント(写真左側のインバーター)に繋いだ時、Atik383+が全く作動しなかったのです。やむを得ず、車の100Vから電源を取りました。案の定、車のバッテリーがあがってしまいました。帰宅後、以前使っていた100Wの小型インバーターに繋ぐと動作します。
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 こんな事が有ったので、一昨日、ホームセンターでインバーターを購入しました。(写真右側)購入後、その説明書を読むと「インバーターの100V出力側を普通のテスターで測ると70Vの値を指す。」との説明が有りました。そういえば、玖珠ではあのインバーターの出力は確かにそれ位を指していました。
 今回も同じようなインバーターを買ってしまったのか、失敗だ~~と思いましたが、実際にAtik383+のACアダプターを繋いで直流の出力を測定してみました。すると12V以上の値が表示されました。 同様にして前回トラぶったインバータに繋ぐと、直流の出力は殆ど値を示しませんでした。

 なぜそうなるのか分かりません。波形が違う??ちなみに、Atik383+が作動しなかったインバーターですが、赤道儀コントローラーDynostarX3や、パソコンのACアダプターは作動します。
 新しいインバーターをバッテリーに繋いで電源の確保が完了。これで一安心です。


2012/08/28
 台風の風が意外と強く吹いています。
 今思うと、土曜日の観望会の天気は出来過ぎと言うほどの空でした。午後11時半頃、弁天橋を通りかかると、西の低い空にオレンジ色の月が沈みかけていました。その月の光が、海面に帯状に映っていました。
 その観望会で使ったサターン赤道儀のピラーを、ミードの三脚を改造した物に変更するためにTOMITAに出かける予定です。載せる屈折鏡筒は1600mmの焦点距離が有るので、天頂方向の天体を観望するときに、鏡筒が三脚に干渉しないかチェックする必要が有ります。改造三脚が使えたら赤道儀の移動が楽になります。

 8月も今週で終わりです。この夏の観望会の中止は無く、程度の差は有りましたが、観望出来ました。少しずつ、観望会の輪が広がってきていることを実感しています。観望会をバトンタッチできる糸島市の移動天文台が稼働し始めるのが楽しみです。(もうしばらく時間が必要なようですが。)


2012/08/26
 昨日の引津公民館での観望会は、天気に恵まれ、上弦の月は輝いていたにも関わらず、透明度が良かったので星が良く見えました。月が西へ傾く頃には天頂の天の川をはっきりと見る事が出来ました。
 観望会には小さな子どもさんや小学生を連れた家族や、中学生くらいの子など、80名近くの方が参加しました。土星や上弦の月の他に、散開星団、二重星、惑星状星雲、系外銀河などを観望することが出来ました。28cmシュミカセ、178mm屈折、15cm双眼望遠鏡で賑やかな観望会でした。
 今回は、「糸島の星空」をご覧になって、大分から参加して下さった方もいらっしゃいました。機材撤収が終わる午後11時半頃まで星見を楽しんでくださいました。
 準備や当日の運営など引津公民館のスタッフの方々には、お世話になりました。お蔭様で楽しい観望会になりました。有難うございました。


2012/05/26
 先日の金環日蝕、九州北部は残念でした。
 しかし、今年は天文現象の当たり年。
6月4日は部分月食
 6月4日は満月。月の出は午後7時15分頃ですが、登ってくる月の右下が欠けています。部分月食です。方向は東南東です。部分月食の終わりは午後9時ごろで、その時の月が見える方向は南東で高度は18度程度です。高度が低いので南東方向が開けた場所での観望が適しています。糸島でしたら、可也山の南側や東側か博多湾の西海岸あたりの南東方向が開けた場所で見やすい場所が有ると思います。
6月6日は金星の日面通過
 これを見るには、金環日蝕の時に準備したソーラーフィルターが必要です。金星は小さいので、太陽面を通過するときはほんの小さな黒い点に見えると思います。眼を痛めないようにご注意ください。
 朝の7時10分ごろ太陽の左側から金星の小さな丸い影が見え始めます(第一接触)。およそ15分間で金星は太陽面に完全に入り込みます。(第二接触)
 この後、太陽面を見かけ上、上の方向に円を描くように移動します。午後1時30分ごろ、太陽面の右下の方向で金星の陰が太陽面の端に接触します(第三接触)。午後1時45分ごろに、金星は太陽面を抜け出します(第四接触)。

 晴れることを願っています。


2012/05/24
 昨日、一通のメールが入りました。
 それは、中学・高校の同級生のE君からでした。顔を確かめるために中学のアルバムを引っ張り出すと、6組の写真にEクンの顔が有りました。彼はちょっと硬派・バンカラ?だったような印象が残っています。札幌在住ということです。今度、龍国寺を訪問とのこと。45年ぶりに会うのを楽しみにしています。


2012/05/21

金環日蝕撮影行顛末

 計画の初めは四浦展望台を予定していましたが、予報があまりにも悪かったので、急遽変更して、鹿児島県の長島に行ってきました。ここは北限界線が通る場所でした。到着すると曇り空で、時折パラパラと小雨が落ちていました。宿からは八代海の先に甑島や天草が見えていました。
 朝、5時半ごろ宿から見える空は、全天曇りでした。唐津のIさんのパソコンで見たGPV気象予報では、金環食の時には阿久根付近に雲が薄い場所が有りました。長島は雨域のギリギリ端でした。一応、北限界線を目指してきたので、長島の東海岸に移動して、その時を待ちました。
 7時になっても太陽付近の雲は薄くなりません。下の写真のように、長島の東方向に当たる水俣方面に日が差しています。
画像の説明
 大急ぎでその場から撤収して、黒之瀬戸大橋を渡り九州本土に移動しました。移動の途中7時5分過ぎに雲間から金環少し前の太陽が見えました。直ぐ近くの駐車場に車を止め、金環の時間を待ちました。が、時は空しく過ぎ、金環の時刻を過ぎてしましました。雲が薄くなる気配は全然ありませんでした。あきらめて、帰路につきました。
 阿久根市から出水市付近を走行中、金環を過ぎた太陽が急に薄雲越しに見えてきました。大急ぎで路肩に車を止め、昨日セットしたソーラーフィルターを剥ぎ取り、雲越しに太陽を撮影することが出来ました。
 持って行った機材は天気により使い分けるため、9cm太陽望遠鏡+DMK41、ED81Sソーラーフィルター+60D、それに昔の300mmF2.8ソーラーフィルター+20Dでした。が結局、サンニッパのフィルターを剥いで、手持ちで撮影しました。
2012/05/21 08:04 出水市附近にて
画像の説明
 その後、又車を走らせていると、やや明るい雲間が見えました。そこで再度撮影しました。食の終わりに近い時間でした。

 何となく安心して3号線を北上していると、「みちの駅みなまた」にバラがたくさん咲いていました。そこに車を入れたとき、同業者?がいらっしゃいました。武雄の宇宙科学館のボランティアをしている方でした。ホームビデオに日蝕の様子を撮っていらっしゃいました。遠くから来たという女性のグループや私たちもそれを見せていただきました。日蝕の話で少し盛り上がりました。

 今回は、雲間を追いかけて移動することになりましたが、面白い日蝕撮影行になりました。高速道路を下りてから目的地まで、結構な道のりでした。午後1時前に糸島を出て、唐津周りで長島到着は6時でした。往復600㎞以上のドライブでした。
 一言・・・、遠い・・・、でも楽しかった。



2012/05/17
 21日の金環日蝕の天気は、最悪の方向に向かっているようです。GPVを見ると長崎や糸島方面では部分日蝕を雲間から望めるかも知れません。

 さて、今回の金環日蝕の北限界線については、条件により数本のラインが引かれています。夜須のSさんの情報ではこれが一番詳しいようです。
 画面をクリックすると地図の右側まで表示されます。(「金環日食北限界線の考察」より)
津久見市周辺
http://eclipse.star.gs/ni120521/tsukumi.png
八代市周辺
http://eclipse.star.gs/ni120521/yatsushiro.png



2012/05/11
 太陽に肉眼黒点が出ています。TOMITAの店先で夕方、日蝕用のメガネで見ると、太陽面にピンホールのような感じの黒点が見えます。双眼鏡にフィルターを取り付けて覗いてみると、大きな黒点が見えます。さらにその黒点から連なったような黒点の列が見えます。最近ではなかなか見られない黒点の様子です。日没前の薄雲の中の太陽でしたが、双眼鏡にコンデジを着けて太陽を撮ってみました。黒点が何とか写る程度でした。下部の黒い線は電線です。
画像の説明


2012/05/10
 金環日蝕まで10日。
 前回の日蝕用に買っていた眼視用の蒸着フィルターの行方が分からなくなったので、改めて眼視用と撮影用のソーラーフィルターを購入しました。後、10日しかないのに、未だ在庫が有って良かったです。TVでは東急ハンズの日食グラス売り場が取り上げられていました。結構な売れ行きだそうです。ご同慶の至り・・・。
 当日は、Hα光や白色光での撮影を考えていますし、双眼望遠鏡での観望もやりたいです。しかし、手を広げると失敗することは目に見えています。どれにするか決める時間はまだあります。

 日蝕をご覧になる方は、くれぐれも「日蝕網膜症」にならないように、ご注意ください。必ず専用のグッズを使ってください。信頼の置けるものをお使いください。

 下の写真は私が購入した物です。眼視用と撮影専用のソーラーフィルターです。撮影用のフィルターは、眼視での使用は厳禁です。太陽光が持つエネルギーが十分に抑えられてされていないので、眼視には使えません。眼視用と撮影用は、厳密に使い分ける事が大切です。
左が撮影専用のフィルターのラベル、右が眼視用のフィルターのラベル
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 写真のものは大判(100cm×50cm)です。通常使うときは、狭い面積のもので十分です。「天文ハウスTOMITA」では、このフィルターにラミネート処理をしたものを扱っていました。



2012/04/05
 購入してからずっと悪戦苦闘していたMaxImDLですが、大宰府のHさんや山口のIさん、それに新潟のTさん、そして村上さんなどのご支援で何とか先が見えてきました。

 4月7日の勉強会で使うかもしれない村上さんのFLIのML8300はアドバイス通りにファイル操作するとMaxImDLのカメラ一覧に「FLI・・」という表示が現れました。一方私が使っているAtik383L+は少し手間取りました。結局、一度AtikソフトのArtemisをPCから削除して、再インストールしました。その中でMaxImDLにドライバーを置くかと言う文が有りますが、そこのボックスにチェックを入れて置くと、MaxImDLのカメラ一覧にArtemisとArtemisHSCが現れました。後者を選択するとAtik383L+が動き出しました。ヤレヤレ・・・。

 色んな方々に尋ねまくってご迷惑をかけてしまいました。皆さん、丁寧に教えてくださいました。返信のメールを書くにも、ひと手間ふた手間かかったと思います。根気強く教えてくださいました。この場を借りてお礼申し上げます。有難うございました。

 このMaxImDLという、撮像・ガイド・画像処理等の機能を持つ天文の統合ソフトは、時々フリーズするように聞いています。銀河などの連続撮像中も要注意のようです。結構な値段だったので、しっかりと使っていきたいと考えています。



2012/04/01
 今日から新年度。現役を退いている身としては、単に3月31日の次の日としての4月1日になってしまいました。

 昨日は、昭和49年3月の小学校卒業生の学年同窓会が有り、そこに出席してきました。卒業後38年ぶりに会う卒業生たちもいて楽しい時間になりました。この会を実現させるために動いてくれた幹事の皆さんは、卒業生の住所追跡など手を尽くしてくれたようです。お蔭で、会の時間が進むにつれて次第に話が盛り上がってきました。会場を見渡すと、「だれが生徒か先生か~」分からない状況でした。89歳の先生もいらっしゃいました。一言だけの近況報告には、それぞれの人生を感じさせられるものがありました。今回出席できなかったメンバーは、次回は是非参加出来ると良いなと思いました。
 人生の半ばの50歳を迎える卒業生のこれからの道に幸多かれと祈ります。


2012/03/31

 昨日の桜を見に行った帰り道の事です。田の頭から県道1号へ出て東へ行き、県道102号に入ってしばらく行くと、「…ドーム」という看板が見え、通り過ぎてしまいました。車を止めて振り返ると、小高い山の上にドームが見えていました。ターンして、その看板から入る道を行くと、車が1台通れるくらいの山道になりました。そこをどんどん登って行くと、天体ドームが有りました。コンクリートの立派な建物の上にあるドームです。入口に、少女のブロンズ像が立っています。台座には小学6年生の児童名や寄せ書きが書かれた陶板が貼ってありました。
 そこは「あかね天文台」です。帰宅後、ネットで調べると、小学5年生の時に、飲酒運転の車によって命を奪われた子どもさんの名前でした。
 今まで、何度かその道を通りましたが、気付かずに通り過ぎていました。今度、観望会が有るときには行ってみたい天文台です。



2012/03/11
 3月11日。昨年の午後は狭い庭で望遠鏡の組み立てをしていたようです。洗濯物の始末をしていた妻が「何か大変なことが起こってる。」と言うので、部屋に入ってTVを点けました。そこにはとんでもない光景が映し出されていました。

 あれから1年。なかなか前へ進まない現実。政府への批判が噴出しています。それはそうですが、一番のポイントは国会でしょう。行政は法律に基づいて行われているはずです。法律を楯に動きが鈍い行政です。問題の一つは法律です。法律を作るのは国会。この一年、国会は何をしてきたのでしょうか。ゴタゴタと足の引っ張り合いをして。(こういう議員を選んだ事が悔やまれる。)
 それから、原子力の平和利用と言う名のもとに行われている原子力発電。小さいころ東海村に原子力の灯が灯ったというニュースに何か明るい未来を感じていました。しかし、今考えると、使い終わった核燃料の処分には数千年、いや一説には20万年かかると言われています。これが本当なら今の人類は未来の人類に重い負の遺産を押し付けることになります。遺産放棄できない遺産です。環境は先祖から受け継いだものであり、と同時に子孫からの借り物です。今の自分たちさえ良ければ・・・という事で原子力発電を継続することは倫理という視点に立って考える時が遅ればせながら、今です。
 ・・・との思いが有る3月11日の朝でした。

2012/02/25

 天文とは関係ありませんが。

 昨日は天気が良かったので日田に「雛祭り」を見に行きました。
 昼食を摂った店の駐車場に車を置き、先ず豆田の雛人形を見に行きました。途中で入手した豆田地区のパンフレットを見ました。数カ所で雛人形を見る事が出来そうでしたが、草野本家に行ってみました。歴史が積み重ねられた場所でした。時間を経た人形が色々ありました。広い二部屋を通して置かれたメインの人形は、かなり雑然とした印象を受けました。古くて豪華だったのでしょうが・・・。

 その後、専念寺を中心とした隈地区の雛祭りを見ました。
 こちらは、豆田とは全く違って、家々の軒下や玄関脇、店や事務所の入り口横などに、杉の丸太の輪切りの上に何体かずつ飾ってありました。専念寺には庭や本堂内に多くの雛人形が飾ってあります。中には千葉から供養のために送られてきた関東大震災の火災を逃れた雛人形も有りました。
 たくさんの雛人形が生活の一部のように飾られていた「隈地区の雛祭り」は楽しく散策することが出来ました。出発から3時間以上の雛祭り見物でした。

専念寺本堂の雛人形
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              雛人形の供養塔
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道端に展示されている雛人形です。もっとたくさんありました。
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再び専念寺本堂の雛人形
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天気に恵まれいい散策が出来ました。




2012/02/06
 昨日は、日田の専念寺に行って雛人形の供養をして頂く手続きをしました。
 昼になっていたので食事をしようと思いました。その時にSさんから電話が有り、日田の美味しいものを尋ねると「ウナギ」というを教えていただきました。狭い路地で車を進めていくと「そば饅頭」の店(中村屋)が有りました。そこでサービスに頂いた「そば饅頭」は香りが良くて美味しかったです。和三盆を使った羊羹も美味でした。その店で「お奨めのウナギ屋さん」を聞くと迷わず「戸山さん」という返事が返ってきました。そこで頂いたウナギも美味しかったです。日田には美味しいものが有ったのですね。これまで運が悪かったようです。(失礼しました)



2012/02/05
 昨日はC11の光軸調整で人工星ジェネレーターを使うために星仲間のSさん宅にうかがいました。室内からペアガラス越しに人工星を見ると、焦点内外像では楕円形の星像が縦方向から横方向に変化します。窓を開くと室内外の温度差で星像はめちゃくちゃになり、光軸の確認さえできませんでした。ということで鏡筒を赤道儀に載せての光軸調整になります。

 Sさん宅に行く途中にTOMITAに寄りました。店内に6㎝コロナド太陽望遠鏡(ダブルスタック)が有りました。9㎝のそれに比べると、随分コンパクトに見えます。焦点調整機構はヘリコイドとその後部のスリーブの2段になっています。これを使われる方は良い時間を手に入れましたね。ただ、夏場の日焼けにご注意ください。


2012/02/04
 今日は立春。まだまだ寒い日が続きそうです。
 2,3日前から首筋が痛くてシップを貼っています。寝返りの時も痛みを感じます。重量級の機材を使う者として、このままでは行動できなくなります。早く治さねば。

 今日の予報は曇り・晴れとなっていますが、全天曇で晴れる気配は全然ありません。今日・明日あたりTOMITAに行ってみるとしようかナ。




2012/01/31
 天気予報では「晴れ・曇り」ですが、現在は雲が全天を覆っています。
 
 昨日は一日がかりで、C11の大掃除をしました。以前所有していた物ですが、星仲間の所にに移籍して出戻ってきた筒です。以前、私が鏡筒に張り付けていたマジックテープやガムテープを剥した後の糊がこびりついていました。エチルアルコールやベンジンに浸したり、カッターナイフでそぎ落としたりして、3時間ほどで終了しました。鏡筒にはカッターで出来た傷跡や、元々の梨地の塗料も剥してしまいました。以前、アトラクス用のパール塗装の筒に、カー用の青いメタリックカラーの塗装をしましたが、この鏡筒は別の色を塗る予定です。(MC500と同じ色?)
 その後、補正板の内側に薄い曇りが見えたので、補正板を外し内側をアルコールで拭き、最後にマイクロファイバーで拭って終了しました。このマイクロファイバーは優れもので、CCDの清掃も出来るものです。
 完了後、鏡筒で風景を見ようと思ってピントノブを回すと、ガリガリと音がします。ピント調節用のネジにグリースを差そうと思っています。

 ガラッと話が変わります。藤岡太郎君のこと。
 20代半ばに福岡市の小学校の教員をしていた頃の卒業生のことです。
 市外から転勤してきた私がいきなり6年生を担任することになりました。パワー全開の学級で、色んなことが有りました、本当に。でもその分中身が濃い1年間でした。卒業間近のお楽しみ会で、男子が劇をすることになりました。場面の中心には野球が上手かった「ウメちゃん」が「バカ殿?」役で座っていたのを覚えています。腹を抱えて笑えるような劇でした。(時代はドリフターズ全盛期でした。)
 そのメンバーの一人に「藤岡太郎」君がいました。顔は少し長め。そういえば彼は乗馬をやっていました。東京に行った彼は芸能の世界に入りました。コンビを組んだり、TVに出演したりして東京ローカルで活動していたようです。
 その彼から、今度はNHK大河ドラマ「平清盛」にちょこっと出るかも、というメールが有りました。前回の29日放送分です。その時はしっかり見ていたつもりでしたが、分からないまま放送終了になってしました。翌日、録画を見てやっとわかりました。清盛の父・忠盛が舞を舞う場面で、忠盛にいきなり酒をぶっかける役でした。
 藤岡太郎君ももうすぐ50歳。元気に自分が選んだ道を歩んでいます。そんな姿から元気をもらっています。ますますの活躍を祈っています。
 顔が分からない方は下のURLで分かります。御贔屓を・・・。
http://talent.yahoo.co.jp/pf/detail/pp12613
 


2012/01/29
 昨日、今日は遅めの新年会でした。久しぶりの集まりで盛り上がりました。3時、4時まで起きていたメンバーも多くいました。使わなくなった部品の多くは無事に星仲間に引き取られていきました。2時ごろから晴れてきたので少しだけ星を見ました。
 燻製作りが得意なメンバーからの燻製の差し入れは美味でした。

 今朝は、SさんのPST双眼太陽望遠鏡での観望をしました。噴水がつながったようなのプロミネンスや時間をおいて観ると形の変化が分かる大きなプロミネンスを見る事が出来ました。

 槇ストーブにあたって炎を見ながらの会話など、心地よい時間を過ごせました。これも仲間の皆さん方のお蔭です。感謝感謝です。




2012/01/27

 明日の新年会で使う鉄板を仕入れました。その鉄板の塗料を焼き切るためにコールマンの2バーナーコンロを10年ぶり?に出しました。点火するとノズルがやや鼻づまり状態でしたが、何とか使えました。道具は使ってやらなければ調子が悪くなりますね。

 使ってナンボというのは、天文の趣味も同じです。(所有することに幸福感を感じる方は別ですが)
 これまで撮影等で購入した部品で、今では使わなくなった物がたくさん転がっています。下の写真は大きめの部品です。自分で加工したものも混じっています。箱の中にもゴロゴロと転がっています。さて何でしょう?~~明日処分ダ~~

ガイドマウント、ツマミがちょっとネ。   スペースボーイ×2個
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タカハシ製、ガッチリとして使いにくい   未使用クレイフォードシュミカセ用
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電動フォーカサー シュミカセ用      オライオン製暗視野ガイドアイピース
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ボーグ2インチ延長筒3種と接眼スリーブ  協栄双眼装置光軸OKゴースト有り
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GA-2                   拡大撮影用アダプター
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箱の中には12.5㎝ビクセン双眼鏡を分解した筒、C-11GPS用の三脚とフォークを連結するボルト3本、バーローレンズ、カメラ用フィルター、使途不明のリング、ect.
画像の説明


2012/01/26
 土曜日に星仲間のちょっと遅めの新年会が有ります。それ用に、船越のカキを予約してきました。予約途中に晴れ間が出てきましたが、出かけているので撮影不可です。
 ついでに酒もゲット。周船寺の「きはら酒店」に寄って、「山の寿」と「繁枡」という日本酒です。きっと旨いに違いない・・・。
 繁枡は限定で入荷したての箱から出してもらいました。開栓したら直ぐに飲みあげる方が良いそうです。・・、と言われなくてもすぐに無くなりますが・・。
画像の説明画像の説明

帰宅時には晴れ間が広がっていましたが、屋根の陰で撮影は出来ませんでした。


2012/01/25
 今日は朝から本当に寒いです。雪が舞っています。雪国の人たちとは寒さの基準が違うのでしょうが・・・。

 DeepSkyを撮る光学系(RC)や冷却CCDを探しています。まともに使えるのであれば中古でもOKです。どなたか心当たりの方はいらっしゃいませんか?


2012/01/24
 朝は雪が舞っていました。太陽は雲間から少しだけ顔を出したものの、又、すぐに雲に隠されてします。アンタレス社の×0.5倍レデューサーを使えば短時間で撮影できそうです。寒い一日になりそうです。

 昨日は墓参りに出かけました。九州道を松橋まで行きました。途中、牛を乗せたトラックを7台ほど追い越しました。時々、牛や豚が運ばれていくのを見ますが、短時間で7台も見る事は初めてでした。何か、セリのようなことがあるのかしら。・・・南無・・・。

 昼前に晴れ間が有りました。撮影しましたが、太陽像は凄い揺れ。チリメン状の小さな揺れ、太陽の部分が伸び縮みするような揺れ、それに太陽像全体の位置がズレルほどの大きな揺れ。要するにすごい揺れでした。得られた像は寝ぼけています。



2012/01/19
 久しぶりの雨らしい雨です。
 先日からの懸案がやっと解決。SUPERSTARⅣはシーズボックスからメールが有りそのデータで試用中を解除することが出来ました。この際だったので、アップグレードVer4.41を申し込みました。Ver4.40以降はフリーソフトの「モザイクシミュレーター」に対応するので、短い鏡筒での撮影の時に使えそうです。
 後は晴れを待つのみです。


2012/01/18
 昨夜はガックリ。ED81S使用のLodestarによるオートガイドのテストのため、MC500赤道儀を組み立て、パソコンに繋ぎましたが、「望遠鏡からの応答がありません」というメッセージが現れました。これまで使っていたエレコムのシリアルーUSB変換ケーブルの信頼度が今一つだったので、アーベルに交換して使ってみましたが、これも同じ現象が起こりました。パソコンをリセットしたり、コントローラー「DynoStarX3」の電源を入れ直したり、ケーブルを引き抜いたりしましたが、解決しませんでした。
 最後に「SUPERSTARⅣ」の不具合かなと思い、プログラムを一旦削除し、再インストールしました。すると、プログラムが「試用」状態になって、「認識コード」などを打ち込まないと通常状態になりません。「望遠鏡からの応答がありません」のメッセージは相変わらず出ます。

 昨夜はこんな具合でした。小石原に出かけようと思っていましたが、雲が早めに広がるという予報だったので行きませんでした。小石原に行っていたら・・・(涙)。行かなかった分だけラッキーだと思うようにしています。
 もう1台のノートパソコンで原因を探ってみようと思っています。これからの1週間は晴れ間がなさそうなので、ちょうど良かった・・・。

 普通に動いているシステムをいじると、往々にしてこんなことが起こるようです。

 ガックリの続編。
 昼前、伊万里方面に出かけました。出発して5分も経たないうちにエンジンと排気ガス関係の警告灯が点灯しました。車を止めて取説を見ると「すぐに最寄りのサービスで見てもらえ」という意味らしい。伊万里行はそこで終了。車を反転させ、周船寺のディーラーでチェックを受けました。どうやら、排気ガス浄化関係のトラブルらしい。修理費込みで8万オーバーです。(これってED81Sの値段と同じです。)週末に部品が来るので、それまでは、し~ずかな運転で、高速道はもってのほか。・・という事は、昨夜に小石原に行っていると帰りは高速道を通るので、エンジントラブルが拡大していたかも知れません。またまたラッキーでした。

14:30追記
 先ほど、パソコンにアーベルの変換ケーブルをつなぐと、ドライバーが無いことがわかりました。取説ではVistaの場合は自動でケーブルが認識されるということでしたが、実際はそうではありませんでした。付属のCDでドライバーをインストールし、ケーブルをつなぐと、コネクターに赤色のLEDが点灯しました。これにSUPERSTARⅣを立ち上げて、指定のcom6で動かすと、無事にSUPERSTARⅣが動きはじめました。ヤレヤレでした。




2012/01/16
 昨日はTOMITAに行き、アーベルのシリアルーUSB変換ケーブルを受け取りました。店舗にはK-ASTECのKさんや素晴らしい天体写真の撮影の比嘉さんたちもいらっしゃいました。
 天体写真に使うカメラの事についてお尋ねすると、案の定「デジ1眼より冷却CCDが良いよ。」というお話でした。その前に鏡筒を決めなければ・・・。


2012/01/15
 昨日、近々両用眼鏡のフレームが壊れたので眼鏡屋に行きました。ついでに超極細繊維の眼鏡拭き布を購入しました。目的はCCD面の清掃です。
 清掃棒は、割りばしを両刃状態に削って、その先端にこの超極細繊維布を二重にして巻き付け、布にアルコールを軽くしみ込ませた物です。
 ブロアーでゴミを吹き飛ばした後、始めはほんの僅か触れる程度に清掃棒でCCD面を撫でます。次に棒の先が当たる布の位置を少し変えて、力を入れずに一方方向にCCDを拭きます。
 カメラにレンズを装着して絞りを絞って空を写しモニターで画像を拡大すると、CCD面に残ったゴミが確認できます。2回の作業で完了です。同様にして、DMK41も清掃しました。
 後は、晴れるのを待つばかりです。

 昼ごろからは、シリアル→USB変換用のケーブル(アーベル)を受け取りにTOMITAに行きます。「DynostarX3」を使うとき、エレコムの変換ケーブルでは「ポートが使用中」や「望遠鏡からの応答が有りません」などのメッセージが出るトラブルを度々経験しています。アーベルのほうが適合するようです。




2012/01/14
 昨夜の「サイエンスZERO」はご覧になりましたか。
 地球は寒冷化の時期にさしかかりつつあるのではないか、と言うものでした。
 原因は太陽の活動の変化。太陽の光の変化ではなく、太陽磁場の低下による宇宙線の増大が雲の発生をもたらす・・・、という最近の説を紹介していました。番組の中では太陽表面のダイナミックな活動が動画で取り上げられています。これを見るだけでも面白いでしょう。おススメです。

 この内容は、先日少しだけ紹介した「不機嫌な太陽」の内容そのままです。この番組に登場する人物は勿論ヘンリク・スベンスマルクです。
 天文書の紹介をするまでもなくこの番組を見れば、この説の概要が分かります。番組の中では触れられなかった紆余曲折が「不機嫌な太陽」では記述されています。この本の紹介は出来るだけ早くしようと思っています。

 昨夜放送分の再放送は1月19日(木)午後6時55分から7時25分までNHK教育テレビ(Eテレ)で有ります。お見逃しの方は是非ご覧になってください。


2012/01/13
 注文していたビクセンのED81Sを受け取りにTOMITAに行きます。Sさんから借用のFL70は返却です。ついでにいくつかの作業をTOMITAに頼むつもりです。
 ガイドが安定してくると、カメラや鏡筒をこの先どうするかで考えてしまいます。が、暫くの間、C11と60Dの組み合わせで、どの程度まで撮れるのかやってみよう・・・。


2012/01/11
 望遠鏡はセットしたものの、雲の流れが速く撮影のタイミングがうまくありません。全体像を1カット撮ろうと思っていますが、さて・・・。
 ちょっと晴れ間が出たのですが、同時に細かな雨が舞っています。


2012/01/10
 朝は子どもたちの登校の声が久しぶりに聞こえました。

 先日のネットのニュースの中に「ミュー粒子」の文字を見つけました。福島第一原発の内部を調べるためにこの「ミュー粒子」を使おうというアイデアです。
 以前、「不機嫌な太陽」という本の事を少しだけ紹介しましたが、その中に、雲を発生させる働きをしている「ミューオン」という粒子が主役として登場しました。この「ミューオン」と「ミュー粒子」は同じもので、以前はミュー中間子と呼ばれていた素粒子で電子の200倍ほどの質量を持つ粒子です。貫通力が強い特性に着目した名古屋大学グループが、壊れた原発の内部状況をレントゲンのようにして調べようというものです。
 記事の場所は下記の所です。良かったらご一読下さい。
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20120107-OYT1T00500.htm



2012/01/04
 「不機嫌な太陽」を読んでいます。文の中に「ミューオン」という、自身の寿命は200万分の1秒で、電子より200倍重く不安定あること以外はあらゆる点で電子に似ている粒子が取り上げられていました。2章の終了まで55ページ。これからこの粒子と雲の生成との関係についての記述が始まります。晴れない寒い時期に最適の読み物になりました。


2012/01/03
 昨日は、新規開業後の博多駅ビルに初めて買い物に行きました。目的は丸善です。そこで「不機嫌な太陽」と言う翻訳本を購入しました。
 中身は、数ページ読むと眠気が襲ってくるものです。本の帯には「事実に語らしめよ」、「気候変動は宇宙と太陽が支配する。新しい時代の実証科学が始まったのだ。」と有ります。著者はスエーデン国立宇宙センターの太陽・気候研究センター所長をしているヘンリク・スベンスマルクとサイエンスライターのナイジェル・コールダー。

 簡単に言うと、気候変動の大きな要素は雲の形成で、その雲の発生に関与するのは宇宙線である・・・、というものです。

 まだ初めの部分(0章)と少ししか読んでいませんが、後日「天文の本」のコーナで紹介したいと思います。
 何となく胡散臭い「二酸化炭素取引」の仕組みを離れて読むと面白いと思っています。


2012/01/02
 昨日は昼前から、佐賀方面へ三社参りに出かけました。養母田の春日神社、鹿島の祐徳稲荷、それに八天神社です。
 春日神社は建物の中に参拝所があります。人出も適当で混雑しません。祐徳稲荷に移動するとき、国道444号から207号に出た後、2㎞程度の道が1時間ほどかかりました。車の大行列でした。この神社のいいところは「なんでもうまくいく守」などがあることです。実におおらかです。八天神社に着くころは日も暮れかかっていました。古い石橋が2つあり、その両側には幟が立っています。お参りをした後は家族でお茶を頂きました。ひんやりとした空気の中で蝋梅が良い香りを漂わせていました。祐徳稲荷での喧騒とは正反対で落ち着いています。ここは私にとってお気に入りの場所です。
 穏やかな年の初めでした。

 太陽を撮るには雲が多すぎる朝です。こんな時はアンタレス社の×0.5レデューサーを使いたいです。笠井のそれは使って見ましたが「ウ~ンこの程度か・・・」でした。TOMITAが扱ってくれるかも知れません。

 


2012/01/01
 暦の上では新しい年のスタートです。
 昨年も色々な事が起こりましたが、今年は少しでもマシな年になってほしいものです、特に若者にとって。人任せではなく自分で出来る範囲のことはやっていかなくては・・・。

 今年も宜しくおねがいいたします。



2011/12/22
 先日、「天文ハウスTOMITA」に行ったとき、天文手帳を購入しました。月齢早見や星座早見などがあり便利です。意外と便利なのは手帳の後ろにある「天文資料」です。この中の赤道星図は赤道星図の中に、その日の21時に南中する線が描かれていて、その日見える星空が大まかにイメージ出来ますし、天体の撮影順序を決めるのにも役に立ちます。
 私はスケジュールだけを記入する超薄型の手帳(100均の物)を使っていますので、天文手帳から必要な情報だけを薄型の手帳に転記しています。来年の新月は1月が23日で月を追うごとに前にずれて12月は13日です。星野写真は月に支配されます。

 今日から暫くは冬の雲が垂れ込めるようです。風も出てきました。



2011/12/21
 先日日曜の夜に福岡市内に用事があり、都市高速の百道ランプで降りました。降りてすぐ橋があるのでいつものようにドームの方へ左折した時、いきなり大渋滞です。歩道には本当に溢れんばかりの人・ひと・ヒト・・・・。ドームの方から人がどんどんと吐き出されて、この状態がよかとぴあ通りまで続いていました。更に陸橋からこども病院、更に202号まで人の波は続いていました。ホークスの試合の時もこれほどでは有りません。このイベントはどうやら、エグザイルのコンサートのようでした。歩いている人の年齢に幅が有り多くの人に支持されていることをうかがわせます。
 いや、本当にあの人波には驚かされました。

2011/12/18
 昨日は、「天文ハウスTOMITA」で、TOMITAの「ガイドマウントL」を購入しました。取り付けるプレートにネジを切ってもらい、小型の軽いアリミゾを取り付けました。重さを測ってみると全部で7㎏でした。赤道儀に十分な積載能力が有るので、この重さでも平気です。これでガイド撮影の成功率が少し高くなることを期待しています。
 TOMITAが終わって夜須のSさん宅に足を延ばしました。槇ストーブが燃えて、気持ちよく過ごしました。そこで、ガイド鏡用の屈折を考えている旨を話しましたら、ビクセンの7㎝フローライトを指していただけるようになりました。C5より口径は小さいのですが、星像が締まっているので、Lodestarを使ってC11をガイドすることが出来るか試してみたいと思っています。ガイドマウントは明日にでも紹介いたします。



2011/12/17

 新聞やテレビで福島原発が冷温停止状態になったとのアナウンスが有りましたが、冷温停止と言う言葉は、通常作動をしている原発に使用される言葉であって、政府がいくらその言葉の定義をしても、何か誤魔化しているという感を拭いきれません。
 ずっと前から、撤退を転進、敗戦を終戦、などと言ってきた国です。事の本質を覆い隠すような表現をすることで危機感を薄れさせ、問題を先送りしてきました。今回の原発事故もしかりです。
 この先どうなるのでしょうか。「どうする・自分は」ということも頭の隅に置きながらも天文の趣味は続けていきます。

 ちょっと重くなりましたが、晴れ間が欲しい・・・。



2011/12/16
 星仲間のSさんから借りたε160が入っている箱を見つけました。開けるε160が砂のような充填材に埋もれています。充填材を取り除いても鏡筒の中に残っています。ε160を長机に載せて清掃をしようと思った時、ε160が机から落下。鏡は無事でしたが、割れたのは鏡筒と斜鏡のスパイダーでした。割れ方を見るとどうやら鋳物で出来ているようです。「エ~ッ、何コレ」と思ったところで夢が終わりました。
 最近、撮影機材をいじくりまわしていますが、撮影用の鏡筒購入の願望が夢に現れたのでしょうか。

2011/12/15



 昨日は昼過ぎに急に祐徳稲荷にお礼参りに行きました。何のお礼?特には無いのですが今年も無事に過ごせた事でしょうか。無事に過ごせるという事は、実はとても有り難い事だと思うようになりました。では、なぜ祐徳稲荷なのかと言うと、そこには「何でもうまくいくお守り」が販売されているように、あっけらかんとしている事が気に入っています。
 それと、祐徳稲荷近く(国道444号線沿い)に「渕上」さんという麹・味噌屋が有ります。美味しい味噌を作っています。そこにも立ち寄ることが有るからです。
 祐徳稲荷の駐車場を降りると、いい香りがしてきました。蝋梅の花がもう4分咲きでした。初詣の時の蝋梅は葉を全部落としていますが、その蝋梅は緑が少し残った黄色の葉が全部残っていました。こんなところにもいつもと違う気象の結果があらわれているようです。

 帰宅後はMC-500赤道儀を組み立てて、ジャイアントイージーガイダーでのオフアキシス撮影の試写をしてみました。レデューサー有りと無しの二通りで試写しました。レデューサーを使った時オートガイダーの画面を見るとガイド星が楔状になっています。画像中心から外れているので収差が強く出ているようです。「PHDGuiding」を使って棒状あるいは楔状のガイド星がでキャリブレーションをしても、ガイドモードになった後、ガイドエラーが起こっていました。
 ストレートでもやってみましたが、この方がガイド星の収差が少なかったことから考えられるのはレデューサーの前後を逆に装填した可能性です。今夜も晴れるようですのでレデューサの方向を変えて再試行しようと思っています。
 それでもダメな場合は、TOMITAのガイド鏡用の微動雲台のLを使って見ようかと考えています。笠井の「RC250」を使うほどの根性は有りませんし、ましてや冷却CCDを使おうなんて、そんな手間暇かけることの今期も有りません。デジ1眼を使って、イージーに楽しもうと思っていますので、せいぜいC11のストレートかレデューサーを使う程度です。
 いずれにしても、撮影した像が流れることは致命的なので一番基本的なこの部分をどうにか解決したいと思っています。

 これを書いている間に晴れてきました。太陽撮影を始めます。



2011/12/06
 昨夜の引津公民館での観望会は21名の「宿泊通学」の子どもさんたちを対象にしたものでした。観望の途中、子どもさんたちがパソコンを使って天体の自動導入を体験しました。月から木星、そしてプレアデス星団をいれました。MC500赤道儀は快調に作動していました。
 子どもさんたちは1週間にわたって、食事も自分たちで作るそうです。大人は口は出すが手出し無用。下校後は、夕食と朝食作りで時間を使う事になるので、自由な時間はあまりなさそうです。昨年も参加した子どもさんがいるそうです。学校で行われているニ泊三日や三泊四日の行事とは一味違った催しのようです。
 1週間後には少したくましくなっていることでしょう。

 観望会終了後に、そこでC11のオフアキシス撮影を試そうと思っていましたが、雲が広がり出来ませんでした。

今朝は太陽が梢から出る頃には雲が広がってしまいました。


2011/12/05
 今夜は、引津公民館での観望会です。引津公民館では、付近の小学生を対象とした「お泊り会」を行っています。1週間程度のようですが、期間中は校区の方々から食材の差し入れなどもあっているようです。地域と繋がっている活動ですね。今回は宿泊合宿の夜の時間を使っての観望会です。今日は月と木星の観望です。



2011/12/03
 昼前から長崎の野母崎にある水仙の里公園に行きました。今年は例年より早めに花が咲いているかもしれないという期待を持って行きました。到着すると期待通りに咲いていました。陽だまりでは四分咲き。入り口付近では斜面に新たに段がつけられ水仙が植え直されていました。今年は良く咲くでしょう。

 帰路の途中、「天文ハウスTOMITA」に寄って、調整を終えたMC-500を引き取りに行きました。店舗に着くと、何と「まほろばの星屑ギャラリー」の比嘉さんがお見えになっていました。銀河の素晴らしい写真を撮られていらっしゃる方で、ちょっと感激でした。(あんなスゴイ写真が撮れたらいいな~~。)

 帰宅すると上弦の月が輝いていました。透明度抜群の空でした。


2011/11/30
 昨日は午後から雷山の千如寺にモミジを見に行きました。メインのモミジの色は冴えません。むしろ周りのモミジの方が色が良かったです。その後、雷山神社に行き更に上のキャンプ場まで車で移動。そこから徒歩で車道を登って行きました。ムラサキシキブが紫色の実をつけていました。この道は30年ほど前に星仲間で来た事が有ります。車道の周りの木々が大きくなって当時のイメージとはずいぶん違っていました。
 車道を上り詰めるとNTTの施設が有ります。そこでは羽金山から天山まで見渡せます。山々が重なって墨絵のような景色でした。空は青空。下界は靄で良く見えません。ここで写真を撮ると良く撮れるかもしれません。パラグライダーの離陸地点があり昨日も数名の方が飛んでいました。

 帰る途中、星見のポイントになりそうなポイントがあるのに気づきました。千如寺の下の駐車場です。トイレも新しく平日の夜は使えそうです。ついでに二丈の、ゆらりんこ橋駐車場も見に行きました。ここでも観望が出来そうです。
 両地点とも空はやや狭いのですが町から少し離れています。晴れた日にSQMで夜空を測りに行こうと思っています。

2011/11/17
 昨夜は今年最後の背振少年自然の家でのSW指導でした。うっすらと天の川を「感じる」くらいの空でした。望遠鏡はドイツ式赤道儀、25cmのフローライト。それが80㎝程のコンクリート台座の上に載っています。木星の高度がまだ低かったので、接眼部の位置が床から相当に高く、大型の観望用梯子に登っても最上段からの観望になります。そこで持参した西村製作所の「バリアフリーフォーカサー」という接眼部延長器を取り付けました。これが有ると梯子を4段ほど登るだけで木星を観望出来ました。ただ、内蔵されているリレーレンズの関係でしょうが、観望には差し支えない程度の、若干の光軸のずれがありました。

 自然の家の所長さんから、「国際宇宙ステーション」が今朝の北西の空に見えるという話を聞いていたので、今朝6時15分ごろから外に出て空を見上げていました。北西の空にカペラだけが見えて、西の空高く月が輝いている薄明るい空に、予定通り20分ごろ金星より明るく輝く「国際宇宙ステーション」が南西の空から現れました。結構速いスピードで音もなく(当然)北東方向を目指して移動していきました。人工衛星の光を見ていると何となく四角い形のようにも見えます、が、これは乱視のせいです。(笑)双眼望遠鏡を準備していけばよかったと思いました。(地上から国際宇宙ステーションの写真を撮っている人が居ますね。)北東の空に遠ざかるにつれてその輝きが薄れていきました。次回はその姿を見てみたいです。

 今朝は太陽が梢から出る頃に雲が出てきました。天気予報より早く雲が広がっています。太陽写真は休みです。




2011/11/14
 昨日は星仲間のSさん宅に行く予定でしたが、別件の用事で行けませんでした。Sさんのε160の補正レンズがドロチューブから外せないので、星仲間のSiさんに来てもらって外してもらおうという事になっていました。結局、15㎝反射とεを物々交換という事になったようです。
 Siさんが持ち帰ったεの補正レンズは何とか外れたようです。補正レンズの内面の曇りを取って・・・・、と作業しているようです。星仲間に器用なメンバーがいてくれると、何かと有り難いです。
 先ほど太陽がボンヤリとした光で顔を出しましたが、用事があるので撮影は出来そうに有りません。


20111/11/13
 雲が多く撮影には不適でした。GPV気象予報では明日の晩まで晴れのようです。夕方明るいうちにMC-500赤道儀を組み立てて、ウォーム・ホイールの当たり調整の準備をしたいと考えています。


2011/10/21

 明日はハレーすい星を母体とする、オリオン座流星群の極大日。夜中に、オリオン座とふたご座の間あたりが放射点です。天気が回復するでしょうか。

 今日、明日は雨模様。これまで使っていた赤道儀に替わって、MC500を使います。今日は「TOMITA」に受け取りに行きます。カラーリングは前回のロットと違っているようです。赤道儀の詳細は明日にでもアップします。

 ところで、天体写真の南北配置についてです。「天文ガイド」「星ナビ」等の月・惑星の写真を見ると、写真の多くが上が南になっています。普通に使う天体望遠鏡はストレートで見ると倒立像です。スケッチでは、見たとおりに描くようです。この関連で写真になっても上が南として表現するのかも知れません。
 白尾氏の「月の地形ウォッチングガイド」の写真では上が北になっています。その43ページには上を北に配置したいきさつが述べられています。A.ルークル著・山田卓訳の「ATLAS of THE MOON」でも月面図の上が北です。
 私も「上が北」に一票です。望遠鏡をストレートで覗くのは、天体の地平高度が低い時です。高度が上がるとストレートで見るのは体に悪いです。天頂ミラーを使うと、南北は正立、東西が逆で、鏡像になっています。時刻によって天体の傾きが変わってきますし、天頂ミラーのセット角度によっても天体が回転します。このようになると、参照する写真や図は「上が北」にする方が分かりやすいと思います。これまで「上を南」にされていた方は慣れていらっしゃるでしょうが、先の事を考えると、そろそろ変え時だと思います。

 これまでの習慣で南北の配置を決めているようですが、そろそろ国際基準に合わせてはいかがでしょうか。それとも、ガラパゴスへの道を頑なに守っていくのでしょうか。
 
 皆様、いかがでしょうか。


2011/09/26

 金曜日から2連泊の久住の2日目です。

 金曜の夜に2人連れの方が双眼望遠鏡を覗きにいらっしゃいました。この中の一人の方が土曜の夜に再訪されました。APの13㎝EDTとミューロン18㎝をT-REX経緯台に載せての観望でした。私たちも一緒に覗かせていただきました。又、双眼装置を使って木星も見ました。
 その方が所有されているツァイスのアイピースなどを、双眼望遠鏡にも装着して観望しました。アイピースによってコントラストが随分違っていました。同じくツァイスの6㎝15倍の双眼鏡を覗かせていただきました。ウ~ン、良く見える!星像が綺麗です。気持ちのいい見え方です。その方は北九州のIさんですが、アイピースを140本以上所有していらっしゃるとか。仰天しますね、この数には。この中には高品位のアイピースも多数含まれています。

 「双望会」と言う集まりが10年以上以前から行われているようです。私が使っている15㎝双眼望遠鏡の製作を依頼した松本氏も参加されている集まりですが、そこにも通っていらっしゃるという事で、人脈も広く、話題豊富な方でした。楽しい時間を過ごしました。有難うございました。



20111/09/25
 先ほど、久住から帰宅しました。久しぶりの2連泊でした。2夜共に天気に恵まれ、星空を楽しむことが出来ました。

 一日目の夕方は、山の端の茜色から浅黄色そして深い青へと変化する空が美しかったですよ。ああ、久住に居ることを実感しました。
 日が暮れると、星仲間2名の写真撮影機材のセッティングを横目に、双眼望遠鏡でさそり座周辺部から観望を始めました。M7,M6から始まってM20やすぐそばの球状星団、M8,M20,M17,M16などの散光星雲、M11や星々が寄り集まって見える星空を、時間をたっぷりとかけて眺めることが出来ました。
 秋の天体の代表的な二重星団は、久住で見ると微光星の数が増えてさらに美しく見えます。15㎝FL900㎜に32㎜のアイピースで見ると、何故かしら星団が立体的に見えるような錯覚に陥ります。M31,32やさんかく座のM33も良く見えます。ぎょしゃ座が上がってきました。3つの散開星団もそれぞれの個性が良くわかりました。
 近くに、スペースハンターの皆様方がいらっしゃっていたので、38cmや50cmの大口径ドブソニアンも覗かせていただきました。さすがに大口径です、街の光が少ない夜空を背景に、解像力バッチリで天体を見ることができました。スペースハンターの皆様方、有難うございました。

 この夜は大変に寒く、観望をしていると体が冷えてきました。防寒着を着ていましたが寒かったです。車中泊でしたが、車内にあるものをかき集めて寒さをしのぎました。

 


2011/09/21
 朝4時に目が覚めました。TVを点けると、台風情報では台風が960ヘクトパスカルに発達していました。又、一眠りして7時のニュースを見ると945ヘクトパスカルに更に発達していました。
 日本の傍でこんなに発達する台風は珍しいです。原因は?

 明日は台風一過、晴天らしいです。



2011/09/20
 昨日から急に涼しく感じるようになりました。今日も雨です。

 さて、以前にソーラーマックスを使って、DMK41での太陽撮影画像に縞模様が現れる事を取り上げていました。そのことについて報告いたします。

 購入元の「田中光化学工業」との間で何度かメールのやり取りをしました。画像に現れる縞模様はCCDのカバーガラスによる干渉縞のようでした。2倍バーローを入れることで入射光が平行光線に近くなり干渉縞が生じるようです。直焦点撮影では特に問題は有りません。

 私はどちらかと言うと出来るだけ高倍率で観望したり、長焦点で撮影したりするのが好きな傾向にあります。プロミネンスも拡大して撮影しようと、シンチレーションが強く影響するシャッタースピードまで落として撮影しています。画像の解像力を考えると直焦点撮影で十分のようです。必要以上に焦点距離を伸ばして、結果的に干渉縞を誘発していたようです。

 という事で、ソーラーマックスが原因では有りませんでした。又、DMKの異常でも有りませんでした。

 「田中光化学工業」の田中さんには、メールのやり取りの中で、何度も丁寧に教えて頂きましたので、そのことも合わせて報告いたします。
 



2011/09/16
 昨夜は月齢17.4の月を、高度約30度で撮影しました。パソコンの画面に写された画像は激しく揺らいでいました。動画で取り込んで静止画にしてみましたが、前日より更に酷い状態です。月の高度は前日より8度ほど低かったのですが、それにしてもボケボケの画像です。カシオペアや北極星はかなり瞬いていました。
 今日は曇り、朝から湿気が多いです。週間天気予報は雲・雨の連続です。少し前の予報では太陽のマークが有ったのですが、手のひらを返すように劇的にかわりましたね。

 昨日、昔の「アストロ光学」の「MEGA赤道儀」で太陽を撮影していると、撮影中の太陽が不安定に動いていました。そして、太陽が静かに?西の方へ移動し始めました。コントローラー又はステッピングモーターが壊れたようです。
 ピンチヒッターに、随分前に使っていたSP-DXを引っ張り出しました。ピラーを組み立てて赤道儀をセットして、電源を入れると、コントロールボックスの赤ランプが点灯しません。どうやらこれも壊れてしまったようです。

 午後から「天文ハウスTOMITA」に行きました。「MEGA赤道儀」はモーターに負荷がかかると脱調しているようです。とりあえず打つ手は無し。
 SP-DXは一軸コントローラーの互換コントローラーが有りました。電源はエネループ4本です。これまで12V駆動で動かしていたので、モーターのトルクに多少の不安が有りましたが、他に選択肢がなかったのでそれを購入。
 赤緯体にアリミゾを取り付けるためのアルミプレートもその場で作ってくれました。

 夜になって、SP-DXに127㎜アポを載せて撮影を始めました。鏡筒が赤道儀に対して重過ぎるのか、×16倍速の反応が悪い時が有りました。バランスをきちんととってやる必要があります。オリジナルのコントローラーは9V~12Vだったと思っていますが、互換コントローラーは4.8Vで、余りにも駆動電圧が低く、負荷の許容範囲が狭いのかも知れません。(エネループの公称電圧は1.2Vですが実際は少し高く1.35V、放電状態で1.16Vでした。)
 互換コントローラーの許容電圧ギリギリまで上げて使ってみようと思っています。



2011/09/05

 朝は曇っていましたが、今は寝ぼけた様な日差しが少しだけ出てきました。太陽はまだ望めません。

 昨日のページに関連した情報です。

 佐世保方面の天文関係は次のように観望会を行ってます。
 NPO法人長崎県天文協会が発行する「NAS速報」No.197によれば下記の団体が観望会を実施しています。

 「佐世保市少年科学館」(予約0956-23-1517)
  9月10日、24日  10月8日、22日

 「NPO長崎県天文協会」(事務局 結夢観月館0956-80-1620)

 「NAS速報」中の記事によれば、長崎県天文協会が出張観望会を行っているようです。最近は鹿町町や江迎で行われたようです。

 佐世保近辺で観望会に参加なさりたい方は上記二つの団体にお尋ねになっては如何でしょうか。


2011/09/04
 昨日、今日は佐賀でした。「悪魔の飽食」は作曲者の池辺晋一郎さんの指揮の下、超満員の佐賀市文化会館に、地元は130名、遠くは旭川など全国から集まった400名を超えるメンバーによって歌われました。熱い演奏会でした。私も高校の頃合唱団で歌っていたので、心の中で一緒に歌いながら演奏しました。来年は北陸で行われるそうです。毎年のように演奏会が行われる所に行って歌っていらっしゃる方も多いように聞きました。ライフスタイルに組み込まれているのでしょうね。

 佐賀から帰るときは、青空も見られる空でしたが、背振に近づくと次第に雲が厚くなり、雨が降ってきました。長野峠を越えるときはガスの中でした。背振山系の北側は、近頃のような北東風が吹くときは、雲が出やすくいい天気は期待できません。

 今日の演奏会に参加した、佐世保のバス弾きのメンバーから、佐々町に、天文に熱心な小学生が居るとの話を聞きました。こちらから出前で観望会をしてあげたいと思っていますが、まずは長崎、佐世保方面の天文グループに話をしてみようと思っています。
 離れたところに、このページを見てくれる方がいらっしゃるのは嬉しいことです。


2011/09/02
 昨日も「TOMITA」に出かけました。(相談の相手方はK-ASTECさんです。)MC-500入手が決まりました。店の入り口に組み立てていた「ヘラクレス赤道儀K-ASTEC改造」をバラしました。やはり重かったです。

 店は棚卸で休みでしたが、店内で冨田さんに「SMⅡの接眼部の改造出来たよ。」と声を掛けられました。昨日お願いしたのにもう出来ているなんて「エッ、速すぎ。」と思いました。2Fに上がって改造の結果を伺いました。詳細は技術のノウハウに関わることなので、私からは公表できませんが、今日、本体を持参して組み立ててもらう予定です。

 それにしても、米国内でも結構な金額の9㎝SMⅡのはずですが、こんなに接眼部が緩くても(接眼部周りのネジをロックしても、接眼部を押し引きすると0.5mmほど前後する。ピント合わせの時にバックラッシュが大きく、ピントが非常に合わせにくい。)、クレームが来ないのか不思議です。写真撮影にも対応しているという宣伝をしている物です。日本では考えにくい事です。製品の品質について、ディーラーからメーカーにフィードバックがなされないのでしょうね。それとも、米国のユーザーが「まあ、こんなものさ。」と大らかな気持ちを持っているのでしょうか。(昔の「タカハシ」の品質へのこだわりは過剰なほどでしたが。)



2011/09/01
 9月に入ると気分的にも「秋近し」になります。朝は家の前の道を子どもたちが登校する声が賑やかに聞こえていました。

 太陽望遠鏡が改造に出ている間は、午前中の時間に穴が空いたような気分です。たまには、白色光の太陽でも見てみます。それと、月のアップの撮影をやってみます。結果はあまり期待せずに・・・。


2011/08/31-2
 昨日に続いて今日もTOMITAへ行きました。
 目的の一つは、9cmSMⅡの接眼部の改造です。持ち込んだその場で接眼部の解体か始まりました。解体の途中、エタロンフィルターやブロッキングフィルターで太陽を見ました。間隔を置いて、いくつもの真っ赤な太陽を見ることが出来ました。
 ボーグのヘリコイドを使って改造することになりました。2週間ほどかかるかな?

 もう一件は、「ヘラクレス赤道儀K-ASTEC改造」の運搬です。久しぶりに架頭と極軸が一体になった部品を持ち上げました。あ~重い。店の中で組み上げると、大きく感じます。新しいMC-500の支払いに役立ってくれると思っています。

 先日、国際光器の「MAXBRIGHT」双眼装置の眼幅が、70㎜より狭くならない件を報告しました。昨日、店に持ち込んで見てもらいました。店の方が双眼装置を折り曲げると、幅が70㎜程度まで曲げることが出来ますが、そこでストップします。しかし、更に力を入れると、「コトッ」と音がして更に折れ曲がりました。どうやら折り曲げる途中で、引っかかる部分が有るようです。何度やっても引っかかりが有ります。組み立てのどこかがヨロシクないのでしょうね。


2011/08/31
 8月も今日で終わりです。湿気を含んだ空気が漂っています。

 SMⅡの接眼部のヘリコイドに遊びが有りすぎて、DMKで撮影するときのピント出しに影響しています。この部分を改造しようと思っています。ネットで調べると、「テレスコ工作工房」という所が改造をしているようです。ネットの写真は6㎝のソーラーマックスです。9㎝と同じ接眼部かどうかは不明です。「TOMITA」でうまく改造できるか見てもらいます。


2011/08/28-2

使えない国際光器「MAXBRIGHT」双眼装置

 国際光器扱いの「MAXBRIGHT双眼装置」を入手し、星仲間の家へお邪魔した。そこで箱から双眼装置の本体をだした。Sさんがアイピースを取り付けて覗くと、何と、眼幅が合わないと言い出した。私も覗くと、最小の眼幅まで折り曲げてもまだ眼幅が広すぎる。これでは使用不可能だ。webページでは54-75mmの眼幅調整可能だが、実測では最小眼幅にしても70mmまでにしか狭められない。

 どうして、こんな商品が販売されているのかな???何かの間違い?取説は英語。国際光器は検品などしていないのか。いやいや、元々、製品としてはこれが正常だったりして・・・。双眼装置の左右の視軸どうのこうの以前の問題です。

 この双眼装置、一体どうなっているのでしょう。


2011/08/28
 昨日の武雄で行われた「第3回天文祭」は昼間はプロミネンス観望、夜は星空観望会が出来ました。予報よりずいぶんいい天気で、夏休み最後の土曜日を、多くの方々、特に家族で楽しんでいました。入口には動く恐竜の展示が有り、一日中、その声が館内に響き渡っていました。

 ページを更新していたら、珍しくミンミンゼミの声が聞こえています。



2011/08/26
 今日の夕方は「天文ハウスTOMITA」で、明日、武雄の「宇宙科学館」で行われる「第3回天文祭」で使う望遠鏡運搬の手伝いです。天気は夕方までは曇り/晴れのようですが、夜になって雨模様になるかも知れません。さて、どうなりますでしょうか・・・。

 新潟で今日~明後日まで開かれる「胎内星まつり」に、TOMITAの移動天文台「ガリレオ」やK-ASTECの新型赤道儀「MC-500」が展示されるようです。天気は微妙な感じですが、せっかくの星祭りなので晴れて欲しいですね。

 そういえば、福岡近辺ではこのようなイベントは有りませんね。皆さんそれぞれ好きな事を自由になさっていらっしゃるようです。近辺では諫早の「白木峰スターウォッチング」くらいでしょうか。かなり前、福岡で行われた「よかトピア」の時に福岡天文協会が写真展をやってましたが、その後の活動についてはあまり聞きませんがどうしているのでしょう。

2011/08/16-1
 昨夜はオーディオの泥沼に頭の上まではまり込んでいる友人から電話が有りました。どこぞやの名の通っているマイクロフォンメーカーが出したアンプ内蔵の小型スピーカーの音が凄いらしいです。ヒマな私に「聴きに来い」というサインのようです。
 日差しもぼんやりとしているので、スピーカーの音でも聴きに行こう。




2011/08/12
 今日は朝から天草まで墓掃除に行きました。
 子どもの頃は、国鉄三角線終点の三角駅から船で渡っていました。行くだけで一日かかっていました。しかし、いくら便利になっても日帰りの日程は少しくたびれます。

 空は晴れて、太陽を見るにはちょうど良い空でしたが・・・。


2011/08/05
 一週間前は絶望的な予報でしたが、昨夜は好天に恵まれて、深江での観望会を行う事が出来ました。

 子どもたちから少し年配の方々まで、25名ほどの観望会になりました。
 準備した機材は12.7㎝のアポクロマーと屈折望遠鏡と15㎝マツモト式双眼望遠鏡の2台です。

 月齢4.7の月から観望開始。西の空に傾きかけた月でしたが70倍と160倍で見ました。同じ倍率で土星を見ました。小さく見えましたが土星の輪と衛星を見る事が出来ました。その後は散開星団や球状星団、それにアルビレオやミザール・アルコルの二重星を観望しました。月が沈むころは天の川もはっきり見えるようになりました。

 参加された方が「大人の方が楽しんでいますね。」と話されていました。私もまったく同感です。どの観望会でも、子どもより大人の方が楽しんでくださっている光景を目にします。

 今回は大口径の機材は準備しませんでしたが、次のチャンスが有ればより大きな口径で観望を楽しみたいです。

 参加された皆様、それに企画してくださった公民館関係の皆様、ありがとうございました。




2011/08/09
 今日は久しぶりにTOMITAに行きました。目的は双眼装置。ソーラーマックスⅡに使用する双眼装置で、光路長が出来るだけ短いタイプのものを探すためでした。
 笠井のBS双眼装置は現物が有りました。屈折望遠鏡にセットして覗いてみました。左右の視軸がアイピースを回転すると合ったり合わなかったりしました。ビノビューを持っているので余り高価なものは考えていません。結局、国際光器のMAXBRIGHTという、バーダーの廉価版双眼装置を購入しました。これであれば、軸調整が自分で出来そうです。

 その後、Sさん宅にお邪魔しました。バーローレンズやクローズアップレンズを色々組み合わせて、像の変化をたっぷり楽しみました。
 笠井のEWV32mmにケンコーのNo.2クローズアップレンズを装着すると、意外にも良像範囲が広がって見えました。
 そこにHiさんがひょっこりとお見えになりました。たまたま近所で仕事だったそうです。お仕事ご苦労様です。(それに対して、こちら二人はヒマ人?ハイ、そのようです。)

 帰宅してメールを開けると、DMK41が発送された旨が書かれていました。

 たまには月を見ようと思って外に出ると、この時期の月は南に低い軌道になっています。暑いし、蚊も居るので観望はやめておきます。~~軟弱な人です~~


2011/08/08
 今日は立秋。「暦の上では」秋に向かうという事のようですが、今日も相変わらず暑い日になりそうです。(晴れ間は殆どありませんが。)

 昨日は、本番を2週間後に控えた「第九」の練習が唐津でありました。私はトラで参加なのですが、久留米在住のTさんもトラで出演することになり昨日の練習に参加しました。しかし、何という事か「弓を忘れた。」のです。コントラバス2本を所有していて、前回使った楽器に弓を仕舞ったままで、今回別の楽器を持ってきたそうです。結局チェロの弓を使って練習を終えました。
 しかし、私も冷や汗を流した経験が有ります。学生だった頃、長崎での演奏会に行きました。楽器は楽団が運び、自分は弓だけ持って列車で長崎に行きました。長崎駅で列車を降りて少しして、「弓を網棚に置き忘れた」事を思い出しました。あの時はかなり焦りました。結局、車庫まで行くのを許可してもらい、無事に弓を回収できました。・・・危なかった。

 もう40年以上前の出来事を思い出させてくれた出来事でした。



2011/08/07
 暑い日が続いています。夏至からすでに50日ほど経っています。日の出・日の入りを合わせると、45分ほど昼が短くなっています。今日も台風の影響ですっきりとは晴れません。


2011/08/06
 今日は広島原爆の日。糸島でも8時15分にサイレンが響き黙祷の時間でした・・・。

 科学の世界では核融合反応の実験が行われています。日々降り注ぐ太陽の光は、自然の核融合反応の賜物です。太陽望遠鏡で見ていると、凄まじい活動が見えてきます。

 今の人間が手を出している核分裂反応は、大きなトラブルが起きたときにコントロールできないことが証明されてしまいました。それも3回も。
 では、事故さえ起らなければいいのでしょうか。根源的には核の廃棄物をどうするのでしょうかね。新聞によれば核廃棄物の貯蔵施設を作って、そこが安全になるまでに10万年かかるとか。10万年前と言えば、ネアンデルタール人の頃らしいです。
 ネアンデルタール人が、要らんことをして後の人類に負の遺産を残さなかった事は、有り難いことです。

 一方、今の私たちは日々核廃棄物を作り続けています。モンゴルの地中に核廃棄物を貯蔵したとしても、数百年、数千年、数万年に渡って安全に管理できるのでしょうかね。後の人類に、「あの時の人間たちは、ロクな事を・・・。」と言われないようにしたいです。
 



2011/08/01
 今日から8月。夏、真っ盛りのはずですが、いい晴れ間は長続きしません。台風の影響で今週末は曇り空のようです。
 天文台を持たないので観望のたびに望遠鏡をセットしなければなりません。ちょっとの晴れ間で観望することが難しいので、安定した夏空にならないかな・・、と思っています。

 昨日は星仲間の手伝いをしました。18㎝イプシロン鏡筒の収納ケースを一緒に探しました。ナフコにちょうど合うケースが見つかりました。しかし、EM400に合うケースは見つかりません。自作の道に進むことになるかも知れません。自分のヘラクレス赤道儀のケース探しを思い出すと、ネットで買ったビクセンのスフィンクス赤道儀?用のケースにギリギリ入らなかったので、横にはみ出していた水平方向調整ノブが当たる部分に穴を開け、収納できるようにしました。
 多くの外国製品には収納ケースが付属していますが、国内製品にはケースが付属していないことが多いようです。運搬の事情からでしょうかね。


2011/07/31
 昨日は曇り空でしたので久住行きは止めました。

 昼前から西方面に出かけました。特に目的地は定めずに。

 伊万里湾に浮かぶ福島でゆったりとした昼食を済ませ(料理が出てくるまで40分ほどかかりました~初めからこちらも了解しています)、土谷(どや)の棚田の夏風景を見ました。海から吹き上げてくる風がいくらか涼しく感じられました。

 伊万里湾大橋を渡り、松浦の海の駅でコーヒーを飲み、世知原経由で佐世保から西海橋を抜け、右折して西彼杵半島の国道202号をドライブしました。

 大島大橋有料道路が4月1日から無料になっているという電光掲示板を見るとそれに魅かれて橋を渡り一番先端の崎戸まで行きました。崎戸の風車の少し手前に「トンボ公園」が有ります。池の周辺に木道が設置され木のベンチも有りトンボを観察することが出来ます。ただ、整備されて年数が過ぎ整備も十分には行われていないらしく、かなり傷んでいました。トンボの写真や説明文が掲示されていた板は全てが消えて真っ白になっていました。何度か訪れた場所ですが、少しガッカリ。それでも、橋が無料になったので又行ってみたいと思っています。

 ドライブの途中、星見のポイントも考えていました。今度は双眼鏡を用意していきます。



2011/07/30
 昨夜は晴れで月明りもないので久しぶりに芥屋まで星見に出かけました。自宅から20分ほどの距離です。機材は15cm双眼望遠鏡です。

 先ず土星から。6mmアイピースで見ると、本体の縞模様や本体の影が輪に投影されているのが分かります。衛星はタイタンとレアが見えました。

 アイピースを32mmに替えましたが、空が町の光で明るいので視野が白っぽく見えます。13mm(約70倍)に替えると有る程度天体が見やすくなりました。

 南天では、いつもの散開星団から始まって、M22を初めとして蛇遣い座にかけての小型の球状星団を観望しました。さすがにM22は大きく、微光星が美しく見えました。M4もかなり分離して見えました。小型の球状星団は周辺部が一部分離するだけでした。M8,16の散光星雲はボーッとした光の広がりを楽しむことが出来ます。M22,17は背景の明るさに埋もれて微かにしか見えません。M11は明るい星を含んで微光星が集まっていました。

 夏の大三角は東天に上っています。M57は小さくピンボケの星のように見えます。先週の小石原で、Ninja500で見た像とは全く違っていました。さすがに口径50cmにはかないません。M27は結構大きく見えていました。形もいびつになっているのが分かります。

 北天ではかなり低くなった空にM51が微かに見えていました。M81,82は低空の割には見えていました。

 南の空には天の川が仄かに見える程度の星空でした。9時過ぎると雲が広がってきたので終了しました。

 今夜あたり、もっと暗い所に・・・と思っていましたが、天気予報では良い星空は期待できそうにありません。諫早の花コスモス宇宙館にでも出かけてみるかな。天気予報でチェックしてみます。

 



2011/07/26
 DMK41を発注してきました。価格はネットの表示より1割ほど安くなっていました。2週間ほどで入手出来そうです。
 
 今日もぼんやりとした晴れです。太平洋高気圧の元気がないみたいです。今年の夏は、こんな調子かな?


2011/07/25
 今朝は薄雲が広がっています。

 土曜日の観望会は、いいタイミングで晴れてくれました。夜は気温が下がり、Tシャツでは寒く、車に載せている冬用のベンチコートを引っ張り出して着ました。それでちょうどよかったです。
 日曜日は風が有ると涼しく感じました。小石原産業会館から流れてくる夕方の5時の音楽にせかされるように最後の撤収をしました。南東の方からは雷鳴が聞こえてきていました。

 土曜日の星空は透明度があまり良くありませんでした。周りを見回すと、近くでバーベキューをしていたところからの煙が漂ってきていました。それでも晴れていることに感謝。Ninja500に13㎜のアイピースや、双眼装置を使って楽しみました。

 五ヶ瀬など、もっと暗い空に行ってみたくなりました。

 次回は秋ごろになりそうです。



2011/07/22
 明日の天気は何か微妙な感じですね。一応、星空は望めると思って準備をします。
 準備する機材は、Soさんの12㎝双眼望遠鏡と双眼P.S.T.、それにNinja500、12.7㎝屈折、9㎝ソーラーマックスⅡです。赤道儀は昔々のアストロのメガ赤道儀。(MS-4は改造中につき)
 午後の適当な時間に到着し、機材の組み立てやHαの太陽を見た後、夕方の明かりが有るうちに腹ごしらえをしようかなと思っています。夕食は各自ご準備ください。
 暗くなって駐車場に来られる方は、安全のためヘッドライトを点けて侵入してください。
 先ずは土星の観望から始めます。

 
2011/07/21
 子どもたちは今日から夏休み。子どもたちが天文に限らず自然に興味を持ってくれたらいいなと思います。

 子どもの頃は親の老眼鏡に顕微鏡のアイピースを組み合わせて、空気望遠鏡のようにして皿倉山(北九州市八幡東区にあるテレビ塔が林立している山。ゲーブルカーも有る。)を見ていました。虹色がにじむ像の中に、頂上近くにある国見岩が見えてちょっと感動していました。

 当時の八幡市は工業地帯から大気汚染物が大量に排出されていました。「七色の煙」といわれるほどでした。映画も作られ、八幡製鉄所の団地で撮影が行われていました。私も野次馬になって撮影を見に行きました。映画の題は「この天の虹」。笠智衆、田中絹代、河津祐介などの出演で木下恵介監督の作品です。

 夏休みに親に連れられてケーブルカーに乗って皿倉山に遊びに行きました。山頂に立つと、天の川をハッキリと見る事が出来ました。風向きによっては星が良く見えるときが有ったのかも知れません。

 そんな時、適切にアドバイスをしてくれる人がいると興味が更に広がるかもしれません。



2011/07/20
 こちらでの台風の影響は殆ど無く過ぎました。今日は風が強いもの、の涼しい朝を迎えています。現在は霧雨が降っています。
 


2011/07/19
 北東から台風の風が吹いています。雨はまだ降っていません。
 23日の小石原観望会の天気は、いくらか良い方向に向かっているようです。昼間の太陽は何とか見えそうです。夜は惑星や二重星に月が観望の対象になりそうです。薄雲が有ると系外や惑星状星雲は見えにくいです。



2011/07/18
 自分が撮った太陽の写真を見ていると、東西南北の表示が無いのです。今は、とりあえず写しているという状態ですが、そのうちに表示したいと思います。
 今日は朝から台風の風が吹いています。太陽は殆ど顔を出しそうにありません。朝から、日よけの葭簀を取り外して、台風対策をしました。対策をしておけば台風の影響は少ない・・・と、勝手に思っています。

 日本の女性は凄いですね。あの粘り。コパアメリカを見ていましたが、途中で画面に「MVPが澤選手に・・・」という字幕が出ました。ブラジルがパラグァイとのPK戦で1本も入らなかったのですが、日本とアメリカとのPK戦を見て、アメリカとブラジルが重なって見えました。


2011/06/25
 昨夜はテレコンビノで空を見ました。昼間の青空より薄雲がかかっているようでした。ビノで見ると、思ったより星が瞬いていました。温かい空気が流れ込んで、大気が不安定になっているようです。
 それでも、昨日の青空は南の空気の流れ込みのお蔭です。大陸から吹くと汚れた空気になります。見えない核物質を放出している国の一員としては、大陸からの汚れた風にクレームをつけにくい現状です。


2011/06/24 20:30
 昨日、今日と暑い日になりました。今日の空は背振山系の上に真白い雲が有り、その上の空は低い所まで青くなっていました。まるで梅雨明けのような空でした。


2011/06/23
 昨日は夏至でしたね。曇り空ばかりなので、昼間が長いという実感は薄い夏至の日でした。今朝は、梅雨明けのような青空が広がっていましたが、昼前には沿岸部を除いて雲が広がっています。週末には梅雨前線が南下し、又、雨模様です。


2011/06/20
 こんなに雨が続くと星に関する活動が出来ません。
 先日のニュースにブラックホールの事が取り上げられていました。内容は覚えていませんが、次号の天文雑誌に載ると思います。少し掘り下げて取り上げられると面白いですが。

 「糸島の星空」のホームページを通して、観望会のお手伝いをさせていただいていますが、私は、20年以上の星仲間(グループの名称は「お祭り軍団」。)の一員です。観望会にも来てくれています。その星仲間が持っている望遠鏡関係の機材はたくさんあります。天体の写真を撮っているメンバーもいます。雨が続くときは、その機材や写真を紹介出来たら面白いかなと、思っている所です。



2011/06/16

~~~今朝の月食は残念でした。~~~

 毎日新聞の夕刊に、沖縄での月食の写真が出ていました。今回の皆既月食はこちらでは見る事が出来ませんでした。(沖縄タイムスのHPに皆既月食の動画がありました。)

 次のチャンスは12月10日の夜中に皆既月食が起こります。

2011/06/18
 梅雨空です。望遠鏡などに乾燥剤を入れ終わり、安心して梅雨を越せそうです。

 昨日は、近くの箱島へウォーキングに行きました。途中は国道202号を通らずに、潮が引いていたので砂浜を通って行きました。箱島には釣り人がいました。その人はメイタを2枚釣っているようでした。暫く見ていました。何度か当たりは有りましたが上手く釣れません。30分ほどしてやっと掛かりました。釣り上げるとクサフグ?そようでした。

 休憩がてらの釣り見を終えて浜久保から清水(しょうず)ヘ歩きました。「浜窪の安倍さま」の下を通って、ビニルハウス群の前を通りました。ハウスを見るとバラの白い花が見えます。道路から覗いてみると、すっくと伸びた茎の先にバラが一輪ずつ咲きかけていました。他のハウスではピンクのスプレー咲きのバラも有りました。スタジオ「しょうず」(音楽事務所)の友人が話していたバラ事業所はココのようです。
 その隣のハウスにはアスパラが地面からニョキニョキとたくさん顔を出しています。美味しそうなアスパラです。

 歩く途中、粉糠雨が降ってきて、少し汗ばむ頭を冷やしてくれました。

 2時間程度のウォーキングでした。車と違って、歩いていると色んな事が見えてきます。あのバラやアスパラはどんな人の元に行くのでしょうか。


2011/06/16

タカハシFC50のレンズが水没?

 先日、星仲間のMoさんの訪問を受けた。主目的は、彼が所有するFC-50の件だった。その望遠鏡はフローライトの2枚玉。レンズを覗いてみると、2枚レンズの間に、水没してもこんなに水は入らないよ、というくらい水滴がたっぷりと見えるのです。~なんでこうなるの??~

 以前、修理のためトミタに持っていくと「取り扱えない」との事でした。(内部にこれだほどの水滴が有れば、当然レンズも曇っているでしょうから)
 当日、タカハシに直接電話すると、レンズの清掃と調整で「2.4万円」ほど必要で、レンズの曇りは取れないとのことでした。

 Moさんと出した結論は、そのままでは全く使えないので、ダメもとで「自分でバラしてみよう」ということになりました。

 先ず、レンズセルの飾りリングを回して外しました。

 すると、レンズを固定している蟹目のリングが見えました。それを回転させて外そうとして蟹目に精密ドライバーを当てて回そうとすると、何の抵抗もなく回り、リングを外すことが出来ました。更にその内側にスペーサーリングがセットされていたので、それも一緒に、セルから取り出しました。

 2枚のレンズの組み合わせ位置がずれないように、コバにマジックで印をつけ、更にスズ箔の位置が分かるように、レンズ表面にも印をつけました。

 セルから取り出した2枚のレンズを離すと、間には盛大に水滴が有りました。手元に有ったアルコール入りの除菌ペーパーで何回かレンズを拭き、更にティッシュで拭き、最後に眼鏡用の布で拭くと、2枚とも綺麗になりました。

 1枚目の内側面に少しだけ表面に曇りのようなヤケのような模様が残りました。

 レンズを組みつけるときに、前もってレンズに印をつけていた位置に、スズ箔を均等に置こうとしましたが、微妙にずれます。スズ箔をよく見ると、片面に何やら接着材のようなものが塗ってあるようでした。これで、レンズの間のスズ箔がずれないようにしているようです。

 少しずれているのを無視して(どうせそのままでは使えないレンズだ)組み上げました。大きめのスティック糊を立てて、その上にレンズを置き、上からセルを被せてレンズをセルにセットしました。最後の蟹目の締め具合は、指で軽く止まる程度にしました。

 組み上がったFC-50にバーローを入れて、クラベの6㎜を使って、窓ガラス越しに近くのプレハブ倉庫を見ました。屋根部分を止めているプラスネジの+形のミゾまで分かります。

 とりあえず組み立ては終わったので、そのうちにSoさんの人工星ジェネレーターで、光軸をチェックしたいと思います。多分スズ箔の位置をきちんとさせる必要があると思っています。

 「てげてげ(九州南部の言葉=大概、適当、いい加減?)過ぎるほどのてげてげ」なこの作業は、30分もかかりませんでした。


2011/06/09 23:30
 朝に新型赤道儀のアップをする予定でしたが、急に出かけたので出来ませんでした。この時間になってしまいました。
K-ASTEC 新型赤道儀 MC-300

搭載重量は約30Kg、EM400クラスの赤道儀のようです。MS-5からヘラクレス(K-ASTEC改)を使って、だんだんと軽い赤道儀が体力相応になってきています。触手が伸びるかな~。

駆動部の運搬用に取っ手が有ります。
全体
バランスシャフトはねじ込みタイプです。
赤経軸、赤緯軸、バランスウエイト軸
ホイール部のカバーを外してあります。ウォームはベルトドライブ。写真ではホイールが特殊なジュラルミンですが、この部分は砲金になるそうです。
ウオーム、ホイール
斜めになっているネジを回すと高度が変化します。
高度調整用ネジ
斜め後ろから
ピラー運搬用にも取っ手が有ります。ピラーは差し込みタイプだそうです。バランスウエイトは手前の分です。塗装ではありません。
ピラー底部


2011/06/06
 ホームページのレイアウトを少し変更してみました。
 ヘールボップ彗星は明るかったですね。あの時はその前に百武彗星も来ました。
 それから、もう14年経ちました。そろそろ大きな彗星が待たれます。

2011/06/05
 午後9時少し前に西の空を見ると、細い月が低い空に見えていました。10時30分頃は空は晴れていました。土星や春の大曲線は天頂を過ぎて、西に傾きかけていました。南の空を見ると、サソリ座が間もなく南中を迎えようとしています。星の世界もすっかり夏です。


2011/06/03
 「友柚工房」というページに、望遠鏡について色々と試行された経過が載せてあります。その中の太陽望遠鏡の部分に、エタロンフィルターやブロッキングフィルターに関する記載が有ります。それによりますと、P.S.T.での太陽全体像撮影では、画面全般を均一に撮影するのは厳しいようです。
 太陽像を小さくすれば、太陽像の不均一を改善できるでしょうが、出来るならフォーマットの大きさを生かしたい事を考えれば、そのバランスの中で撮影することになりそうです。

2011/06/01
 近くの林でホトトギスが「テッペンカケタカ」と鳴いています。今日から6月。
 北部九州は未だ梅雨に入ってないとの事ですが、この空気感では入っていると思っています。昨日は背振山系の中腹に雲がかかっていました。今は梅雨の中休みって所でしょう。

2011/06/01
 近くの林でホトトギスが「テッペンカケタカ」と鳴いています。今日から6月。
 北部九州は未だ梅雨に入ってないとの事ですが、この空気感では入っていると思っています。昨日は背振山系の中腹に雲がかかっていました。今は梅雨の中休みって所でしょう。



2011/05/16
 今日はP.S.T.の双眼望遠鏡で太陽をみました。単眼より双眼の方がよく見えるという事で、星仲間が双眼仕様にしてくれました。
 太陽を見ると、一目瞭然。プロミネンスは勿論、表面のダークフィラメントも単眼視より遥かに良く見えました。昼前から雲が出て観望は終了しました。再来週の小石原での観望会は、夜だけでなく昼間も楽しめそうです。何だかワクワクですよ。

「天文ハウスTOMITA福岡本店」に行ってきました。

 昼少しすぎに「天文ハウスTOMITA福岡本店」に行きました。ショップの紹介をします。
ショップ正面と駐車場。右側にも駐車出来ます。
ショップ正面
店内に入ると目に飛び込んでくるミード40㎝シュミカセ赤道儀仕様。もうすぐ納品とか。ショップの方が横に並んでくれました。大きさが分かります。
入口付近
ズラリと並んだ望遠鏡
画像の説明
窓際にはジャンクコーナーも有ります。
画像の説明
ビクセンの新型の赤道儀も揃っています。
画像の説明
 アスコ26cmF8経緯台。今どきはF8の望遠鏡は殆ど作られていませんね。星は良く見えそうです。アスコの望遠鏡はしっかりとした造りです。懐かしく思う方もいらっしゃるでしょう。HP世話人は中学生の頃「旭精光」(アスコ)に切手を送ってカタログを入手し、それを見ていつになったら買えるのかな・・と、ため息をついていました。25万円ナリ。中古ですが綺麗になっています。重そうです。
 奥には15cm屈折が有りました。
画像の説明
各種フィルターやアイピース等がたくさん並んでいます。
画像の説明
こちらの棚は双眼鏡やスポッティングスコープ。ケースの陰にはコロナドの太陽望遠鏡も有ります。
画像の説明
鏡筒が並んでいます。
画像の説明
月球儀やルーペ、天文グッズなどのコーナー。
画像の説明
カウンターの後ろには工具が下がっています。EM200のメンテナンス中のようです。
画像の説明
ここで、ちょっと2階をご案内します。スリッパに履き替えて・・。
画像の説明
階段の途中には開店祝いの花が綺麗です。
画像の説明
2階に上がると情報交換の場が用意されています。
画像の説明
その奥にもテーブルが有ります。ちょうど商談中の様です。写真の方がオーナー富田さんです。更にその奥にもスペースが有るようです。
画像の説明
事務処理はここで。
画像の説明
写真撮影へのご協力有難うございました。

2011/05/29

 風がやや強く台風が何処かにあるという感じです。雨がしっかりと降っているので、さすがの江川ダムでも水が溜まる事でしょう。
 太陽望遠鏡でプロミネンスを撮ろうとするときに、現行品で最適なカメラはどれでしょうか。いくつかのホームページには、デジカメの適性が論じられています。プロミネンスの撮影に適しているとされるニコンのクールピクスは、とっくに生産終了しています。現行品ではシグマの3層構造のCMOSを使ったデジカメなんぞは何だか良さそうな感じですが・・・。投資をして自分で確かめるしかないのでしょうね。

2011/05/24

 今日は、Ninjya500に、スーパーナビゲーターを取り付ける日です。星仲間が家に来てくれるので、3人で楽しみながら取り付ける予定です。

21:05追記
 3人でスーパーナビゲーターを取り付けました。と言っても実際はSiさん一人でやってくれたようなものです。組み上がって、チェックのため、水平軸・垂直軸を回転させてみました。「0」からスタートさせて、1周回った所で「0」に戻っていました。初期設定はOKです。実際の空で導入テストをしてみようと思いましたが、全天曇りで後日という事になりました。
 昼前から作業を始めました。昼食を挟んで3時ごろまでに終了したので、Soさんが持ってきてくれた双眼P.S.T.でプロミネンスを中心に観望しました。今日も賑やかなプロミネンスが見えていました。
 観望中、ちょうど小学校の下校時間と重なったので、下校途中の子どもたちに太陽や別の望遠鏡で風景などを見せることになりました。ワイワイと賑やかな観望になりました。ついでに近くのおじさんや、仕事中の若い人も飛び入りで観望や世間話?をして過ごしました。
 昼間の観望は、疲れが少なくていいですね。日焼けはしますが。



 話は全く変わりますが。


 テレビでも時々CMが流れていますが、昨日の毎日新聞夕刊の「あっぷ」欄で、エジプト考古学者の吉村作治さんが総監修された「古代7つの文明展」(6月18日から9月4日 福岡市博物館)の事が取り上げられていました。
 その中で、「自然を改変しすぎた文明をどうすべきか、原点に戻って考えるのがいいと思った」、「古代文明は自然を敬ってきた。現代は自然を軽んじすぎ。自然災害は防げないもの。今展が自然を考え直す契機になれば」、「東京中心の日本は比較文明の立場から見て国が亡びる方向にある。福岡のような元気な地方が頑張らないと」という文が有りました。

 先日、東京に行きましたが、あの、高層ビルが乱立し地下道が発達した場所で大地震が起きたらどうなるのでしょうか。高層ビルが耐震設計されていて、例えビル本体が崩れなくても、電力を始めライフラインがダウンしたら、大パニックになるでしょうね。恐ろしいことです。
 このようなことは「想定外」なのでしょうか。

2011/05/22

 東京駅すぐ横の丸善に立ち寄る機会が有ったので、天文関係の本を購入してきました。
 「月のかぐや」JAXA編、Newtonムック「太陽と恒星」、最新画像で見る「太陽」の3冊です。3冊目の「太陽」は天文ガイド6月号のBOOK GUIDEで紹介されているものです。
 天文書の紹介コーナーに登場すると思います。

 私は飛行機が嫌いなので新幹線を使います。東京駅で降りた後は京葉線を使いました。多少重い荷物をゴロゴロと引いて移動しましたが、途中の水平移動のベルトコンベアーみたいな場所は使えませんでした。「節電のため・・・」という札がぶら下がっていました。丸善のビル内でも同じような札が下がって休止中のエスカレーターが有りました。宿泊したホテルから見える大きなビル群は、内部に照明が必需でしょう。特に東京は電気を食う都市であることが、容易に想像できます。

 震災前に行く予定でしたが、大地震が起きたので、のびのびになっていました。あちらに行っている間に地震が無ければいいなと思っていました。今朝の7時少し過ぎに、軽く「ドーン」と突き上げるような揺れが有りました。続けて横揺れが始まりました。ホテルは高層ビルの10階でしたので、ゆっくりと揺れました。窓の方では何かが軋む音が少しの間聞こえていました。大したことにならなくてホッとしました。

双眼で見るプロミネンス

2011/05/16
 今日はP.S.T.の双眼望遠鏡で太陽をみました。単眼より双眼の方がよく見えるという事で、星仲間が双眼仕様にしてくれました。
 太陽を見ると、一目瞭然。プロミネンスは勿論、表面のダークフィラメントも単眼視より遥かに良く見えました。昼前から雲が出て観望は終了しました。再来週の小石原での観望会は、夜だけでなく昼間も楽しめそうです。何だかワクワクですよ。


2011/05/05
 今日は「ラ・フォル・ジュルネ音楽祭2011in鳥栖」の演奏で朝から鳥栖に出かけていました。天気に恵まれて、文化会館前の広場には屋台も出て、九州各県の美味しい味を楽しむことが出来ます。
 昨日、今日はプレ音楽会の日でブラスバンドやオーケストラや和楽器の演奏が有りました。会場は小さい子どもさんから年配の方々まで幅広くいらっしゃっていて、ジャンルを超えた幅広い演奏を楽しむという「ラ・フォル・ジュルネ(熱狂の日)」にピッタリの雰囲気でした。なお明日、明後日が本演奏会の様です。

2011/04/30

 今日で4月は終わり。暦はどんどん過ぎていきます。
 連休で長い渋滞が発生しているようです。連休を利用して久住方面に写真撮影に行くことが楽しみでしたが、現在は平日も出来るようになり、渋滞に突っ込んで行くパワーが衰えてきました。昨日は星仲間からの誘いが有りましたが、空模様が今一つのように思えたので行きませんでした。
 久住に着いた星仲間からメールが届き、それには晴れた空の景色が添付されていました。いい写真が撮れたかな。
 今から、「天文ハウスTOMITA福岡本店」に遊びに行きます。

22:05追記
 「天文ハウスTOMITA福岡本店」に行ってきました。これから導入を考えている太陽望遠鏡で太陽のHα像を撮影するためのアダプター探しでした。EOSマウントと望遠鏡の2インまたは31.7㎜チスリーブを繋いで、直焦点撮影をしたり拡大撮影をしたりするために使うアダプターです。ボーグの製品一覧を見ても組み合わせが難しいのですが、店内に展示してあるパーツだけで、直焦点や拡大での撮影に使えるアダプターの組み合わせが出来ました。さすがに望遠鏡関係の専門店。一発で組み合わせが出来ました。今日はこれで大満足です。早く望遠鏡本体が来ないかな・・・。

長崎は今日も雨・・

2011/04/23
 昨日は小雨模様の長崎に、「帆船」を見に行きました。イベントは人出が多いので避けていますが、昨日は平日で雨模様なので出かけました。
 昼に到着。昼食を食べた場所は5F。そこから4本マストの「日本丸」が見えていました。近くで見る「日本丸」は大きかったです。この時間は一般公開していなかったのが残念でした。
 「日本丸」の他に5隻の帆船が有りました。この中で長崎港をクルージングしていたのはハウステンボス所属の「観光丸」でした。龍馬伝にも使われたそうです。中国の明から清の時代を模して建造された「飛帆」もちょっと雰囲気が変わって面白かったです。大阪の「あこがれ」は「日本丸」と同様に練習船ですが、鈴与グループ所属の「ドーン・トレーダー」(ナルニア国物語の第3巻めに出てくる帆船名)は1982年に南極探索船としてスペインで建造され、その後、海洋・気象調査船としての役割を果たし、1992年に鈴与グループのフラッグシップとなっています。船室は8部屋。全室冷暖房完備、シャワー・トイレ付、内2部屋がバスタブ付、サロンバー、メインサロンなどが有り、座席に座ったらリラックスできます。うーん、お金をかけて造っている事が実感できます。
 今日23日は帆を張る日になっています。
5Fの窓から見る日本丸

日本丸船尾日本丸船首
 帆船前のテントの中に、宮城県のお土産を扱っている所が有りました。伊達正宗がデザインされた手拭いを買いました。


 昼食の時にホールスタッフの方に帆船祭りの事を尋ねると、今年は花火や帆船パレードが無く、初日の人出が例年より少なかったそうです。これも震災の影響なのでしょう。大浦天主堂に上る坂道は、修学旅行の生徒たちで賑やかでした。店の人の話では、修学旅行の目的地を東日本から西日本へ変更した学校が少なからず有るようで、いつもより修学旅行生が多いようだ、との事でした。
 震災は色んな方面に影響を与えているようです。
 今日も天文とは違う話題でした。

背振の25cm屈折

 今日は背振少年自然家の25㎝屈折で月を見ました。150倍程度でしたが、なかなかピントが合いませんでした。時々、ピントが合って綺麗に見えるときが有りました。天文台の立地場所は気流が安定しにくい場所の様で、25㎝の口径を発揮できる時は少ないようです。又、ドームに多人数が入ると像がすぐに悪化します。こんな時はスライディングルーフの方が良いようです。それぞれ一長一短が有りますね。
 バルコニーでは10㎝フローライト屈折で土星を見ました。低空でしたが何故か良く見えました。大口径ほど気流の影響が大きくないので、安定した像でした。輪や本体の色の違いも感じられます。それに、この屈折の玉は、きっと大当たりなのでしょう。背振には数台この玉が有りますが、1台だけハズレ。その他は良く見えます。かれこれ20年近く前の玉ですが、まだまだ現役です。(ライオンズクラブの寄贈です。)

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