Ninya500にスーパーナビゲーターを取り付ける

Ninja500にスーパーナビゲーターを取り付ける

 2011/05/24にSiさんとSoさんが内に来てくれて、スーパーナビゲーターをNinjya500に取り付けた。

 Ninjya500はFRP製なので、部品と取り付ける際はネジの下穴を開けるようにした。

 穴あけ

 台座の部分はFRPが厚いので、2.8㎜で一度穴を開けたがビスをねじ込むと窮屈すぎるので、3㎜のドリルで下穴をあけた。耳軸は2.8㎜の下穴を開けた。

 水平軸のエンコーダー取り付け

 台座の中心部のナットを外した後、プ―リーを取り付けた。センターボルトにプ―リーをねじ込んム時は、ねじ込みすぎると水平方向の回転が渋くなるので、そうならない程度にねじ込んだ後、固定用のイモネジを締めた。エンコーダーが入っている四角の部品は、台座のどの部分に取り付けても、鏡筒の下部には干渉しない。鏡筒の角度が変わっても、2㎝程の隙間があった。エンコーダー側のプ―リーの高さ調整はプ―リーが一番引っ込むように固定すると、センター側のプ―リーとほぼ同じ高さになる。
 この四角の部品は上下2つの部品から出来ている。上下を繋いでいるのは、エンコーダーの軸に取り付けられたナットである。このナットを締めすぎると、エンコーダーに負荷がかかる。ナットの締めが甘いと、上下の部品が回転してずれてしまう。こうなると台座の回転角の検出が狂ってしまう。そこで、上下の部品が回転方向にずれないように、小さなビスで、上下を固定した。こうすると、エンコーダー軸に負荷をかけずに回転ずれを防ぐことができる。

 耳軸のエンコーダー取り付け

 先ず、耳軸の中心点を見つけることから始めた。物差しでおよその中心をみつけた。その後、耳軸中心に届く程度の長い板切れをフォーク部に取り付け固定した。その板切れの先に、細い針金のような物(糸ハンダ)を取り付けて、その先端を中心と想定した点に当てる。そのご、耳軸を回転させてそこが中心かどうかを見定めた。
 耳軸を回してみて分かったが、耳軸は完全な円形ではなくて、微妙に歪んでいる。耳軸を回転させると、ハンダが指している中心点が微妙に移動する。完全な円であれば、移動した軌跡が円を描くはずだが、円にはならなかった。従って、移動量が一番少ない所を中心とした。
 中心から、ケガキコンパスでエンコーダー取り付け部品の外径の円を描き、そこに部品をくっつけた。(一時固定用の両面テープが貼ってある)そうして、更にそこが中心であるかをハンダで再度確認して、一時固定した部品のネジ用の穴3か所にドリルの刃を差し込み下穴の位置を決めた。
 その後、下穴を開けて部品を取り付けた。

 その部品に上下角検出用のエンコーダーをとりつけた。このエンコーダーには5cm幅程度の薄い細長い金属板と更にその先に同じ幅の2㎜程度の厚みのゴム板が一定化されている。このゴム板の先にも薄い金属板が取り付けられている。ここにフォーク部に固定されたコの字形の部品と接続して使用することになる。
 フォーク部への、コの字形の部品の取り付け位置の確定は、耳軸エンコーダー部品を全部取り付けて(コの字形の部品も)、その部品が弛まないような、程よいテンションになるように、コの字形の部品を取り付ける下穴の場所を探した。

 取り付け後、エンコーダーが正確に働いているかを確認した。
 水平、垂直方向に360度回転させて、エンコーダーの表示部の数字が「0」から始まって「0」に戻るかを確認した。両軸ともあらかじめ設定して有ったことが確認できた。

 作業はゆっくりすすめ、途中で昼食を挟んで、実質3時間程度で終了した。

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